GWも終りに近づいてきましたね。
あいにくの雨模様でしたが、
友人とイベントに行ってきました。

「養老渓谷音楽祭」


こちらは、いすみ市のお隣、大多喜町の
廃校になってしまった小学校で開催されたイベント。

以前から、「とっても素敵な小学校が閉校になってしまったよ」と
噂を聞いていたので、気になっていました。

メイン会場の旧老川小学校跡地は
昨年3月で138年の歴史に幕を閉じました。

長い歴史の中で改築もありましたが、
今残っている校舎は「文部科学大臣奨励賞」を受賞しているそうなんですよ。
確かに写真を見ると、小学校とは思えない建物。→


実際に行ってみると、想像以上にすごかった!
まだ真新しいし、おしゃれで何とも機能的。

学校というと教室ひとつひとつが締め切られてというイメージがありますが、
なんとも言えない開放感。

廊下にはところどころにベンチがあり、
いや~、ここが使われなくなってしまったなんてなんてもったいない!!


今回のイベントでは、音楽祭ということで、
野外ステージと室内ホールでさまざまなイベントが開催されていました。

特に、室内ホールは、照明・音響完備で、
音楽のほか、演劇もばっちりできそうですよ。

この日は、ちまちマでもおなじみ、
ふさふさ本舗がライブをしていました。



このほか、ダンスあり、よさこいあり、ジャズありの、
とっても楽しい時間となりました。

イベントも楽しかったのですが、
それ以上に、私の興味はこの使われなくなってしまった小学校のこと。

この教室で体験イベントをしてもいいし、
講演や勉強会、企業を誘致してもいいよね、と、
一緒に行った友人と妄想の話は尽きません。

千町保育所跡地もそうだけど、
まだまだ使えるものをどう活かすのか、
考えれば考えるほどわくわくします。

と、同時に、どうして、次から次へと新しいものをつくり続けるんだろう、と
そんな素朴な疑問も生まれました。

まだまだ使えるものをそのままにし、
そこまでして新しいものを生み出し続ける理由はなんだろう。

もちろん、新しいものの良さはあるけれど、
なんだかなぁといろいろと考えさせられました。

いろんな事情はあるけれど、
私は、使えるものは最後まで、
できれば、大事に大事に愛着をもって使い続けたいなぁ。