お腹もいっぱいになったところで、
午後の講義のスタートです。
■講座4 いすみの子育ての現状を聞く
いすみ市の福祉課の方と保育士さんが子育ての現状について教えてくれました。
いすみ市には幼稚園はなく保育所が11箇所あります。
今回はなんと6名の保育士さんがわざわざ来てくださいました。
「少しでもお役に立てれば」との思いで、来てくださったそう。
現地の方の関心の高さが伺えますよね。
もちろん、現場でも色々と工夫をされていて、
給食はすべて保育所内でつくったり、
今年の4月からはいすみ市内で収穫したお米を使用するなど、
都心ではなかなか体験できないことが行われている事を知りました。
さらに、市からの支援も手厚くて、
中でも、中学3年生まで医療費が無料ということには驚きました。
千葉県内でも君津市といすみ市しかないそうです。
子育て世代にはなんともうれしいことですよね。
■講座5 起業する上での心構え
パン屋タルマーリーのご主人からのお話。
起業する上では、自分を客観的に見ることが必要で、
そのためには、考えるだけではなく紙に書き出して言葉にすることが重要。
それを時折見直して振り返ることで、自分を見失わずに進んでいける、ということを
教えてくれました。
起業とは
1、つくること
2、売ること
3、管理すること この3つに尽きると。
とっても腹落ちする言葉でした。
■講座6 事業計画(財政面)の作成・見定め
いすみ商工会に方によるお金の話。
私は、正直、お金の話は苦手です。
でも、起業するのであれば避けて通れない道ですよね。
難しく考えず、「家計簿の延長」と思えば、
比較的とっつき安いのかな、と思うお話でした。
■講座7 時代の読み方・創業までの準備
パン屋タルマーリーのご夫妻によるお話。
ご主人の熱い思いが伝わってきました。
今、世の中は変わってきていて、
昔のような平均的なものは売れなくなってきます。
だからこそ、ニッチな業界、ターゲットを明確にしなければいけない、
ご主人はそれを体感されていて、それが重要だと感じていました。
私も日ごろから
「No1よりonly1ではないと、今後はだめなんだろうな」と思っていたので、すごく共感しました。
だからこそ、「同調してくれるマーケティングが必要」。
そんなご主人のことばはとても説得力がありました。
そんなこんなで、あっという間に一日が終わってしまいました。
お話が聞けたことはもちろんですが、
なによりも、今日、いろいろな人と交流できたことが
私にとっては一番大きなコトでした。
飲食店や雑貨店など、皆さんそれぞれ方法は違いますが、
『いすみ市で自分らしい生き方をする』という方向が同じ人に出会えたことが
なによりも、大きかったと思います。
私のように近く移住する人も居ましたし、
これがきっかけで広がりが生まれるような気がしました。