お立ち寄りいただき有難うございます。

 

 

倉本聰さんのドラマ

1970年放送で、71年映画化

さらに1982年に放送された

 

『君は海を見たか』

昔、かなり若い頃に

観たドラマ。

 

 

そのテーマに使われていたのが

ショパンの物悲しい調べと

谷川俊太郎さんの詩

 

『生きる』

 

谷川俊太郎さんが亡くなったと

ニュースで知った時

 

なぜか

ふいにそのメロデとともに

鮮明に思いだしました。

 

 

谷川俊太郎さんの詩

今までどれだけ読んだことでしょう。

 助けられたことでしょう。


心から感謝しています。

 

 

 

 

 

『生きる』

谷川俊太郎

 

生きているということ

いま生きているということ

それはのどがかわくということ

木もれ陽がまぶしいということ

ふっと或るメロディを思い出すということ

くしゃみすること

あなたと手をつなぐこと

 

生きているということ

いま生きているということ

それはミニスカート

それはプラネタリウム

それはヨハン・シュトラウス

それはピカソ

それはアルプス

すべての美しいものに出会うということ

そして

かくされた悪を注意深くこばむこと

 

生きているということ

いま生きているということ

泣けるということ

笑えるということ

怒れるということ

自由ということ

 

生きているということ

いま生きているということ

いま遠くで犬が吠えるということ

いま地球が廻っているということ

いまどこかで産声があがるということ

いまどこかで兵士が傷つくということ

いまぶらんこがゆれているということ

いまいまが過ぎてゆくこと

 

生きているということ

いま生きているということ

鳥ははばたくということ

海はとどろくということ

かたつむりははうということ

人は愛するということ

あなたの手のぬくみ

いのちということ

 

 

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いつもと変わらない日々が

とても大切で

そして

とても愛おしい。

 

 

今日は昨日のつづき...

 

ご冥福をお祈りいたします。

 

 

最後までお付き合いいただき

ありがとうございました。