先日、東京駅で、私の仕事している目の前のコインロッカーで、40代そこそこの夫婦がけんかをしていました。
最初は奥さんを少し責める程度だったのが、言っているうちに興奮したのでしょう、だんだん声が大きくなり、やがて周囲を気にすることもなく、どなり散らしていました。
奥さんの方はというと、恥ずかしいのか終始逆らいもせず、うつむきながら、たまに反論を試みていましたが、夫の怒りが頂点に達する頃にはあきらめたのか、ただひたすら聞いているだけでした。
事の一部始終を見ていた私たちは、当然夫婦が去った後、あの夫婦はこれから楽しい旅行にいけたのかねぇ・・・ と話し合っていました。
私はカウンセラーという立場から、このケンカに含まれた離婚の危機をとても心配しました。
奥さんがその場で言い争いをせず、夫の怒りの覚めるのを待っていたのは、とても賢明だと思いますが、しかしこの事が意外と離婚に繋がるポイントになるという事を考えた方がいいかもしれません。
時にはその場でやりあう方がいい場合もあると思うし、いつも夫に対して我慢しているのは心理面でかなりのストレスになってしまいがち。
たまたまこの時は東京駅という大勢の人のいる前だったので、奥さんは自重したのか、それとも常に意見を言わない人なのかわかりませんが、ときには思いっきり夫に反論する事も大事な事です。
ケンカに限らずどちらかの一方的な関係は永くは続きません。
仕事でも、遊びでも、子供の教育でも夫婦は常に同じ立場でいないといけないと私は思っています。
ちょっとそんな事を考えてしまう出来事でした。
ちなみに私はケンカになったら恥ずかしながら徹底的無抵抗主義です。