昨夜、子供たちとテレビを見ていてこの曲が紹介された。
中島みゆき 「時代」
テレビを観ながら一緒に歌っていたが、途中から歌えなくなった。
涙が溢れ出てきた。後悔や悲しさ、申し訳なさ、不安、怒り。
これまでも何回も聴いてきた曲だったが、自分の人生の多くの事に気づいて、改めてこの曲を聴くと今までと全然違う意味が伝わってきた。
と、言うより、歌詞の意味が理解できたのかな?
サビ前の「だから今日はくよくよしないで今日の風にふかれましょう」
大きな意味を感じた。
冷たい風もあるし、暖かい風もあるし、吹雪の日もある。
今をしっかり見つめて生きていく。
今日=今
今の自分の状態=なるべくしてなったもの
これを毎日実感するしかない。
風=自然
自分で変えられないものもある。
この風をどう受け止めるか、どんな状態で受け止めるか。
ただただ風を障害や弊害、被害者のような気持ちでうけていても気づけない。
いろんな事があったけど「くよくよしないでありのままを風を受ける、どんな風なのか観る」ことが大事なんでしょうね。
いろんな感情をひとくくりにしてたら、今を正しく感じられない。
明日も「今日の風」はふく。1年後は1年後の「今日の風」がふく。
どんな「今日の風」をどんな気持ちで受けるのか?どんな状態で受けるのか?どう感じたのか?
今日の風から何に気づいた?
気づいた自分はこれからどうする?
そう感じて生きないと自分の「時代=時間」は進まない。
日々進んだ先の自分に時代=時間に「こんな時代もあったね」と笑って話せるのかな。
中島みゆきさんから「ずっとそこ(今の自分)にいるんですか?」って問われ、背中を押された気持ちでした。
過去は変えられるものでは無い。でも未来は変えられる。