離婚後の子供の姓

夫婦問題・離婚カウンセラー　大野まり子です。

ここ数日、真夏のような暑さですね
体調に気を付けて暑さに負けないよう頑張っていきましょう

今日は『離婚後の子供の姓』というお話です。

離婚後に子供の姓をどうするかで悩む方は結構いらっしゃいます。
私も同じく…でして。

やはり子供にとって姓が変わるというのは
一大事。
学校、友達から呼ばれている愛称、
細かいことだと持ち物につけた名前の修正…
親の都合の離婚により
これ以上子供に精神的負担を掛けたくない
環境を変えたくない・・・
との思いが私自身に強く、
「苗字なんてどっちでもいいよ」という息子でしたが
離婚前の姓を名乗ることに決めました。

それでも内心どこかでくすぶっている私…
散々色々考えたけど、私の気持ちはどうなの？
決して円満離婚ではないし、
元夫の姓を名乗ることは
私自身が腑に落ちない。
でも、だからといって子供と別姓は嫌だな…


そうなんです。
離婚後、戸籍の筆頭者でないほうが除籍されます。
我が家の場合は私が除籍されるので、
離婚後は旧姓に戻るんですね。
そして、子供はそのまま戸籍に残ってしまうのです。
つまり、手続きをしなければ
私と子供たちは別姓になってしまうということ…。

そこで決断した私は
『離婚の際に称していた氏を称する手続き』
というものを取りました。
これにより結婚後の苗字を名乗ることが出来るのです。
但しこれは離婚後３か月以内に手続きしなくてはなりません。


離婚したのに
元夫と同じ姓をあえて選択して手続きをする。


踏ん切りがつかない私の背中を押してくれたのが
尊敬する起業家のママ友でした。
「新生だよ！」と。

考え方ひとつでまったく違うものになれる。
私は元夫の姓を名乗るのではなく、新生「大野」なんだと。

確かにその通り！！
こんなありふれた苗字（失礼しました！）、
つまらないことに拘らないで
再起動しよう！

こんなエピソードがあって
私と子供たちだけの戸籍を作りました。

でもこのままではまだ子供たちは元夫の戸籍のまま…
そこで今度は裁判所に
『子の氏の変更許可申立書』
を申請します。
たとえ同じ苗字でも、まったく別の戸籍になるので
（他人で同じ姓がいるのと同じですね）、
このような申立書を提出するのです。

これでようやく私と子供は同じ戸籍に入ることが出来ました

離婚。
成立するまでもかなりの労力、ストレスがありますが
成立後もなかなかすぐにホッとできる訳ではありません。

でも、自分が決断したことだから頑張れる。
一つ一つ乗り越えていくことで、
離婚を実感し
現実を見つめることが出来る
のではないかと私は思うのです。

今、渦中にいて大変な思いをされているかたは
たくさんいらっしゃると思います。
まるでこの苦しさが永遠に続くかのような感覚が
襲う事もあるかも知れません。
でもそんなことは絶対にないです

明けない夜はないというのは本当です。
時間薬というのも本当なんです。

どうか頑張っている皆さんが
柳のようにしなやかに、強く生きていけますように。

一緒に頑張りましょうね

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あなたの明日が今日より幸せでありますように。

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