古びた木の飴色が
いい味を出してる。
洗濯物が下町の風に揺られ
今か今かと乾きを待ってる。
どこからともなく聞こえる犬の遠吠え、
子供達のはしゃぐ声、
近くには川が流れてて
そこを行き交うローカル船が
汽笛を鳴らして水しぶきを上げてく。
茶色い水だけど
水しぶきの涼しさは変わらず。
ただここは時間が止まった
昔の日本みたい。
昭和の風情ってこんな感じなのかな。
ご近所さんが井戸端会議をして
道行くみんなが知り合いで、
そんな古きよき日本、
この言葉がぴったりな場所で
ホッと安堵感に包まれる。
一息つきたいときの散歩道。
それがプラカノン、私の庭。