毎年、4コースで行っている伊藤和憲教授のエビデンスと最新科学に基づいた痛みの鍼治療セミナー
昨年は一切の実技指導のコースが開催できずに延期とさせていただいておりましたが、
10月23日(日)に2年ぶりに「エビデンスと最新科学に基づいた痛みの診断と治療手技の理解」の実技指導コースを開催できました。
今回は、学生の方も申し込みはありましたが体調の問題等で何人かはキャンセルをされたために、参加者は鍼灸師としてお仕事をされている方々でした。
デモンストレーション 実習
個別指導
実技指導で毎年感じることは、まず伊藤先生がデモンストレーションで刺入する場所(例、経穴でいう四白=眼窩下孔部等)や深さの指定(例、筋膜で止める等)などを実際に見せながら説明されてから、受講者がペアで刺入練習に移るのですが位置や深さが間違っていたりすることが結構あります。
ほとんどの受講者がエビデンスに基づいた鑑別や治療を行っていないか行っているが経験が浅かったりするので無理もないかとは考えます。
なので、しっかりとこのセミナーで「エビデンスと最新科学に基づいた痛みの診断と治療手技」を覚えていただければと考えております。
また、パルスの使用についても下記の痛みの違いや、どのような生理的変化を起こしたいのかという目的、その場所、そして強さなど、痛みの種類と治療目的によって全く違う使い方をしないといけないことなども学んでいただいております。
痛みは、大きく3つに分けられます。
1、急性痛
2、急性痛の延長の慢性痛(脊髄性)
3、慢性痛(脳性)
それぞれの治療は全く違う方法になります.。
ちなみに、学校で習うのは主に急性痛の治療方法をもとにして習うので、慢性痛については卒業後に自分で外部の研修会やセミナー等で学習しないと知らないままとなってしまいます。
さて、当セミナーは7年前に痛み治療の勉強目的に、たまたま私(千田)の認知行動療法セミナーを受講された、痛みの研究、痛みの鍼治療の第一人者のひとりである伊藤教授にお願いして、まだまだ理解されていない鍼灸師の方々にエビデンスと最新科学による鍼治療の方法を学んでいただければと考えスタートしております。
※認知行動療法については慢性痛に関するエビデンスがあります。
セミナーでも習いますが、慢性痛の治療においては、鍼治療単独で解決するのはむつかしく認知行動療法やそれ以外の方法との併用療法を行う必要があります。
2022年度も開催予定です。
現在、日程を調整中です。
千田 恵吾


