2015年 春号 (vol.20)
【記者】七井・安東・大木 【編集】鈴木
「経済ニュース」
親の血を引いたのか、経済ニュースに敏感に反応してし
まいます。経済の浮き沈みの波は、とても興味深いです。
世界的にも経済成長が鈍化して久しく、伸び悩みの打開
にも四苦八苦しています。
最近はフランスの経済学者トマ・ピケティの「21世紀
の資本」という700ページにも及ぶ専門書が世界的に話
題を呼んでいます。
彼の提唱する数式「r>g」は、資本主義では格差が拡
大することを表しています。
「r」=株や不動産などの不労所得(資本収益率)
「g」=日々働いて得る勤労所得(経済成長率)
〈NHK解説委員室より〉
「まじめに頑張って働いているのに・・」と、不満を抱く
方々のツボにはまり、一部の反論が及ばないほど定着しつ
つあります。
やがてこの気運が高まり18世紀のフランス革命のよう
な何か大きなムーブメントが起きるのでしょうか?
(この書では「グローバル資本課税導入」が解決策だと)