私と金子さん | 日ハム応援ブログ・アンダンテ

私と金子さん


ありがとう。


大変ご無沙汰しております、マリエです。

実に3年とちょっとぶり。皆様お元気でしょうか。

私はたいへん元気に生きております。

ブログからある意味で「卒業」し、すっかり時間が止まっていた当ブログですが、今日(正確には昨日)は特別な日、ということで、久しぶりに思いのたけを書き綴りたいと思います。

すっかり自分の「思い出倉庫」状態にしていましたが、もし、次に記事を書くことがあれば、この日だろうと思っていました。


金子さんの引退試合を観戦してまいりました。

仕事があったため途中から、7回裏からの観戦でしたが、足を運ぶことができてまず良かったです。

この日は、この日だけは意地でも、入場するのが9回の裏からであろうともドームに行こうと思っていたので、その夢がかなったのがまずなによりです。


セレモニーの実施が決定したのを聞きつけ慌ててチケットを購入したのでおひとり様観戦でしたが、食い入るようにグラウンドに立つ金子さんを目に焼き付けることができました。


特に胸に来たのが、飯山さんとの三遊間。

やはり、金子さんと飯山さんは今も私にとって特別な存在です。

その大好きなふたりが、最後に三遊間を守っている姿を見られたことが、これ以上にない喜びでした。

ふたりで三遊間でキャッチボールする姿が、今も頭から離れません。

更にその後で飯山さんが金子さんのバットでヒットを打ったとなったら…。もう、そのあたりで涙腺がゆるみっぱなしでした。

試合も守備が締まっていて、吉川君も奮闘していて、良い試合でした。(途中経過は、TVで見ていた)

セレモニーは言わずもかな終始大号泣です。

なんだか、今日は選手もファンもひとくくりにして球場全体が金子さんへの愛に満ちていたなあと感じました。

その空間に加わることができて、本当に良かったです。


私が野球を好きになったきっかけは、金子さんです。

金子さんが2006年の日本シリーズで決めたスクイズを見たときから、私の野球好きの第一歩が始まりました。

当時は選手会長で、みんなが会長、会長と呼ぶのに乗っかって「会長」とお呼びしてました。

2007年から、頻繁に球場に通うようになりました。

野球のルールを覚え、ファイターズの選手を覚え、選手だけじゃなく「試合」を観る楽しさを覚えました。

2008年でファンクラブに入り、ユニフォームを買い、応援ボードを作り、パスポートで観戦するようになりました。

2009年が観戦最高潮の時期で、金土日の試合はほぼ3試合すべて観戦に行っていました。

新しい職場の仕事や環境に打ちのめされて壊れかけた心を、野球観戦で癒して、どうにかギリギリのところを保っていました。当時は「札幌ドーム病院」なんて言っていたくらいです。

その年のファンフェス・パレードの翌日に糸が切れたかのようにぶっ倒れたのが、今にしてみればそれを物語っているように思います。

2010年からはドームへ行く回数は減りましたが、どうにか立て直して新しい職場で頑張るようになりました。TVやWebなどいろんな形でチームを見ながら、それを支えにして、現在も同じ職場で働いています。

当時は新人でしたが、今や気づけば中堅層になってしまいました。板挟みはつらいよ。


…そして、今の自分がいます。

自分の歴史をたどっていくと、今ここにいる私は、金子さんとの出会い(一方的)がなければ、ありえません。

野球きっかけで色々な方とお知り合いになることも、このブログをやることも、今の仕事をすることもなかったでしょう。もしかすると、しょうもないただの引きこもりになっていたかもしれません。

そういう意味では、金子さんが私の人生を変えてくれたと思っています。

本当に、感謝しています。


きっと、金子さんはいつかファイターズに帰ってきてくれると信じています。

いずれは監督、もしくはヘッドコーチになってくれたらなと思っています。

その時は、プロコレのユニを用意して、必ずや初陣の試合を見に行きたいです。

それまで、自分の人生をしっかり生きなければなと思います。

金子さんが、そうであるように。

21年間、本当にお疲れ様でした。

そして私が観戦し始めてからの8年間、観戦や色々なところでの支えになってくださって本当に、本当にありがとうございました。


…久しぶりなのと感極まっているのが止まらなくて長い文章になりましたが、お読みいただきましてありがとうございます。

願わくば、次の記事を書くのが飯山さんの素敵な引退セレモニーのときであったら…と思います。

いえ、まだまだ長~~~く続けて頂いて全然かまわないんですけどね!!!

それくらい、おふたりは私にとって特別な存在です。


もし、来るべき時が来たら。またふらりと、覗きに来て下さったらと思います。