いろいろな塩の違い

それは製法と原料の違い

塩の成分・味は「海水中のどの成分がどのくらい含まれているか」によって決まります。それは第一に「製法」。そして海水以外が原料の場合は、「原料」の違いにもよります。よって、「原料」と「製法」の違いで、いろいろな「原料」や「製法」の10種類の食塩が示されてますが、どの食塩もその『成分・味』を決定づけるものではなく、目安です。『塩の違いは製法にあり』ます。

例えば原料の「岩塩」「湖塩」「湖塩水」と言ってもそれぞれいろんな成分のものがあるし、製法の「天日結晶」と言っても細かくはいろんな方法があり、いろんな成分・味になり得ます(定まっているのは海水の成分ぐらい)また、結晶の工程後の加工(洗浄・粉砕など)は省かれていますが、それらも食塩の成分・味に反映します。市販されているひとつひとつの食塩の具体的な成分・味は、その成分表やご自分の味覚はもちろん、このサイトや他の情報を応用してご判断頂くしかありません。ご承知ください。

塩の「肩書き」と「履歴」が語るもの
つまり「天日(海)塩」などの食塩の種類名は、人間で言えば、その人の肩書き。そして海水以外の「原料」や「製法」は履歴みたいなものです。「○○会社の部長」であっても、「△△大学卒業」であっても、それで『その人の味が決まる訳ではない』ことと同じです。しかしながら、それぞれの「肩書き」や「履歴」にはそれなりの特徴はあります。

前回の記事に引き続きまして各成分の味と性質について今回はご紹介したいと思います。

 

各成分の味と性質

 


■塩辛いだけではない海水
海水に含まれている代表的な4つの成分の味と性質を示したもので海水の塩辛さは主に一番多いナトリウム分の為そしてその他の成分の様々な味によって、単に塩辛いだけではない複雑な味になっています。また、味だけでなく、「溶けやすい・溶けにくい」の性質(溶解度)も、各成分ごとに違います。この性質の違いが、塩を作る際、とても重要になります。


例えば、4つの成分が含まれている塩をコップの水に溶かした場合、すると、いったん薄っすらと白濁した後、透明になります。これを厳密に説明すると、マグネシウム分やカリウム分など溶けやすい成分はすぐに溶け透明になりますが、溶けにくい(すぐに溶けない)カルシウム分などはしばしの間いったん白濁し、最後に全部溶けて透明になっているのです。肉眼では白濁までしか分かりませんが、厳密にはこうしたことがコップの中で起きています。

 

いかがでしたでしょうか?もう少し詳しく説明するのは次回の記事にて紹介致します!何かのお役に立てれば幸いです☆

 

 

 

 

海水中の代表的な成分


無機質はすべて味が違うため、海水は単に「塩辛い」だけではなく複雑な味なのです。代表的なのは5種類ですが、2つのマグネシウムの化合物は味・性質ともに似ているので、これからの説明では、その2つをマグネシウム分とひとくくりにし、他の成分とともに「○○分」と簡素に表記します。

ナトリウム分:塩化ナトリウム(NaCl)
マグネシウム分:塩化マグネシウム(MgCl2)と硫酸マグネシウム(MgSO4)
カルシウム分:硫酸カルシウム(CaSO4)
カリウム分:塩化カリウム(KCl)


れら以外の「その他:0.3%」にも数十種類の無機質が含まれますが、かなり微量になり人為的な調整が難しいので、ここでは上の4つの成分を取り上げて説明します。では海水は「塩辛い」の他にどんな味がするのでしょう。

 

難しい話ではありますが、何かの役に立つと思い記事にしております。それは次回の記事でご紹介したいと思います。もう少しお付き合い下さい

「7つの海」という言い方を聞いたことがありますか?海は太平洋、大西洋、インド洋の3つの大洋に分けられています。これらの付属海としてさまざまなものがあるのです
 
 
 
 
「7つの海」とは
南太平洋、北太平洋、南大西洋、北大西洋、インド洋、北極海、南極海を指しますが、これは今の区分。実はどの海を指すかは時代によって違っていました。今では「世界中の海」という意味で使われています。
 
 
地球上の海は、太平洋、大西洋、インド洋の3つの「大洋」と、この3つの大きな海の「付属海」とにわけて考えます。もっとも大きい海は太平洋で1億6,525万km2あり大西洋の2倍の広さです。付属海は大陸に深く入りこんだかたちの「地中海」と呼ぶものと、島や半島で大洋と区切られているように見える「縁海」とにわけられます。ヨーロッパにある地中海やアラビア半島とアフリカにはさまれた紅海は地中海になります。また日本海やアラビア海は縁海になります。
 
「7つの海」という言い方をよくしますが、風まかせの帆船で行き来していた中世のころは、南シナ海、ベンガル湾、アラビア海、ペルシア湾、紅海、地中海、大西洋をさしていました。現在は南太平洋、北太平洋、南大西洋、北大西洋、それにインド洋、北極海、南極海をさします。7つの海は法律などで決められているわけではありませんので、ふつう「7つの海を行く」といえば「世界中の海を行く」という意味でつかわれます
 
水と海の誕生について説明したいと思います。
 
 
 
 
★水の惑星
海はみなさんもご存じのとおり陸地ではないところを指します。そもそも海は「大水(うみ)」という言葉からきています。大昔海の果てのことを「うなさか」と言っていたんです。「う」だけで、海をあらわしていました。また、今は塩分を含んだ水しか“海水”とは言いませんが昔は池や湖など水のあるところであれば“うみ”という呼び方をしていました。今、地球上の70%以上は海だと考えられています。その海水が飲み水などにも使われています。この水の豊富さから地球は「水の惑星」とも言われています
 
★海の誕生
この地球上に、いつ海ができたのでしょう?地球科学の分野でも興味深いことですね。地球が誕生してすぐに海も誕生しました。地球は今から約46億年も前に誕生しました。ごく小さな惑星がぶつかり合ったエネルギーで熱が生じ、それによって岩石が溶け出してマグマの海となりました。このとき水は全部水蒸気となって空気中をただよっていましたが地球が冷やされていくにつれ空気中の水蒸気は水になって、やがては雨になって、ものすごくたくさん降り続けたのです。こうして広大な海ができあがりました。出来たばかりのころは雨に溶けた塩素ガスも流れ込んでいたので、はじめは酸性で、とても生物がすめるような環境ではありませんでした。それから長い年月のあいだ、水の成分は色々と変化し、そこにすむ生態系も変わっていきました。海も地球と同じように長い長い歴史を持ち進化し続けてきたという事です。