今日はちょうちょのbagに白いお花のピアス
朝からまぶしい日差しに
蝉の声
お散歩しながら
子供のころのラジオ体操にかよってた
朝みたいね
なんておもう
明日から8月
7月さいごの日
なつやすみのまんなかね
今日のお花♡
先日ねKさんからいただいたラブレターに
私お祭りとかおみこしとか 宮大工 とか大好きで
祇園祭のお記事毎年楽しみにしてるんです
って書いてくださっていて
（ほかにもたくさんかいてくださってたのだけど なぜかここをpic くすくす）
私ね夏休みの時期になったら
そしてお寺とかみたら
ちょっとぷぷぷって
思い出すことがあって
( ´艸｀)
五年くらい前かな
blog始める前
ずっと働いてたお花屋さんのちかくに大きなお寺があって
お昼休みにはお寺のベンチで
お弁当食べたりしてたの
その時 そこのお寺は屋根の改修工事をしていて
自動販売機のあるベンチのゾーンには
神社仏閣の瓦職人さんたちも休憩されてるの
私は当時司馬遼太郎再ブームが自分の中にきていて
そこだけ影になって すこしすずしいベンチで
燃えよ剣（下）を読みながら
（ああ…もうすぐ
「あの英国船で」……「逃げましょう」という言葉はいえなかったの
ところにきちゃうな
外でそこを読むのはつらいのよね お雪さん なんておもいながら）
周りでずーっと話してる人がいるな
って時おり聴こえる
会話と幕末時代をいったりきたり
でも話してるの
たくさんの職人さんのなかほぼひとりよね なんておもってたの
その
ほぼひとりよねの声の主に
お姉さんはお昼休みですか？って話しかけられたのは
クライマックスの燃えよ剣を読み終えた
次の日で
いままで声しかほぼきいてなくて
ちゃんと姿もみてなかった
その瓦職人さんは
まだ少年？っていうくらい若くて
えっ？あれ？って思ったの
まわりの職人さんたちはおじいちゃんばかりだったので
（みんなに話しかけても
ああうんとか車に寝にいくぞとか
そんな感じだったみたいだから
そこでみかけた話できそうなひとが わたしだったんだろうなあ）
もぐもぐ ごくん
お弁当をのみこんでから
うんそうなんですお昼休み 近くではたらいていて
暑いのに屋根のうえたいへんですね
っていったら
そうなんすっよ！暑いのはまだいいけど
しゃべったらおこられるしね
しゃべれへんのきついわー
友達みんな夏休みやのに会えへんしって
夏休み？おにいさん おいくつなのですか？ってきいたら
俺ねー１６っす
定時制の工業行ってんけど
一年生の遠足でけんかして学校やめなあかんようになって
そこから何日かにわたって
（私もお寺に行く日と行かない日があるから）
その男の子の
もう逆にほのぼのしてしまう( ´艸｀)
武勇伝（遠足の日のけんかなど）や悩み事がつづくの
おねえさん俺ね毎日眠すぎて
朝早い時間からたたきおこされて車乗るでしょ
無言で瓦はるでしょ
夕方かえったら もう眠い眠いんすっよ
彼女がね
あっ！おれね モテモテやったんすよ！中学のとき
二年のときとかね17人に告白されたんすよ
（ぷぷー かわいい）
17人ってすごいね 笑
そうでしょー それでいちばんかわいいな思たことつきあって
彼女やねんけど
夕方とか家きてくれても
おれ眠い眠いんで 眠いねんしかいえへんねん
なんでーとかおこられるねん
そやけどねむくて説明もできひん 涙
（そうだよね 笑 わたしもその当時やったらなんで？って思いそうやけど）
そ…それはつらいね
そうでしょー おかんに財布買ったたんやけど
それにもしっとしとるかもしれん
（か かわいい( ´艸｀)ふふふ）
彼女さんにもプレゼントしてみたら？なにがいいやろう
むつかしいっす彼女にプレゼントとか
おかんはね財布ぼろぼろやったんすわ それで財布やなとおもってんけど
（えっ ちょっとじーん 涙）
そんなお話をしながらも
そこのお寺のおぼうさんが通りかかると
あっ！こんにちわってぼうしをぬいで挨拶をする彼
えらいねえ っていったら
うん みんなちゃんとしはるしあの赤のぼうしのひと
態度わるいって思われたらみんなに迷惑なんであかんっす
…といいながらも
まわりの職人さんたちが車に寝に行くと
おじいとか（おじいって 笑）みんなめっちゃこわいんっす
瓦ね やってたら ちがうー！！とかおこれるっす
ぼそぼそ こうやって言われるけど
何が違うのかおれさっぱりわからへんねん
いちおうこうかなとか工夫するんすけど
それより
おじい屋根のぼって大丈夫なんかいなとか気になるし
（たしかにすごいたかさだよね(´＿｀｡)…）
まず半そでがあかん！長袖きろっていわれるっす
（笑笑）
半そではわたしもあぶないとおもうよ 笑
そんなある日
お姉さんは仕事たのしいっすか？
ってきかれたの
もぐもぐ ごくん
うーん 楽しいかなっていったら たのしいかな
瓦ちがうーみたいなこと私も
お仕事はじめたときたくさんあったけど
10年くらいしてて毎日してたら
ちがうー！の意味がちょとずつほんとうにこころからわかるし
ちょっとずつわかってくるたび
もっといっぱいたいへんなんやけど
それがたのしいっておもうかな
つづけるとくるしいけど楽しいがもっともっと楽しいになるかな
高校生のときなんてお仕事してるわけでもないのに
眠くて眠くて
なぜ私はこんなに眠いのにお休みのない部活のマネージャとかをしてるのでしょう
なんて思ってたけど（←ばか 笑）
眠いながらも３年間お休みせんと学校行ったこととか
今のお仕事に何にも関係ないけど
いま思ったらやっててよかったなって思うこともいっぱいあるし
なんて
きっと１６歳のとき自分がそんなこといわれても
？？って思うだろうなって もっとたいへんとかいわれても ねえと
おもったけど
そっかー 俺 楽しいどころか眠いしかないんすけど
まだもうちょっとやめんとこうかなあ
そんなお話をしたりして
空がたかくなって秋がくるころ瓦の工事は終わって
その男の子にもあわなくなって
私はつぎに読み始めた本をもって 夏のペースとおなじ感じで
行ったり行かなかったりのお寺のベンチで
風がすずしくなったね なんておもいながら
ぴかぴかになった瓦をみながら
もぐもぐお弁当をたべるのでした
私ねお花のお仕事して はじめのほう
楽しい！しかなかったの
でも先輩と話しててそれはふっと会話の途中だったのですが
学校やお教室とちがうから
自分の勉強とか自分だけになったらだめなのだ
みたいなことを話しておられて
その言葉がすごくこころにのこっていて
まずの軸はそこだっておもって
大人になったらあたりまえのことなんだけど
たのしい楽しいしかなかったそのときの私は
そうだって思っても
経験がまだないから
こころからそうだって体感してなかったんじゃないかなって思うの
まだ開いてる目にみえる景色はせまい
毎日お仕事をしていて体感で感じて
お仕事っていうのは
とってもきびしい
だからたのしいっていうのが一歩一歩わかっていって
ずーっと後になってから
ぱって景色がひろがったりつながったりするんだよねなんておもうんです
それがKさんが書いてくださってた
お花もbagも文章も一朝一夕にはなかなかあんなに素敵に表現できないことだとおもいます
（ひゃあ ありがとうございます 嬉涙）
ってそんなふうなことなのかなって思ったり
pas à pas♡一歩一歩ね
そしてKさんがTVで観られて すばらしすぎました（興奮）っていう
山鉾の組み立てみたいに
私は夏休みって言葉を聞いたり
信長で有名なお寺の
屋根をみるたび
その男の子が（いちおう）こうかなって工夫した瓦…って思ったり 笑
でもちょっぴり感動したり
続けてるのかな 眠くても
なんて思って ぷぷって笑っちゃうんです
人の手でつくられる
大いなる時代錯誤を（ほめことば）くりかえしてつなげて
すばらしいものがたくさんのこの街は素敵やねって思うし
全国だけじゃなくて世界中のひとがみにくるから
設計した人や建てたひとみたいに名前が歴史に刻まれるわけじゃないんだけど
かかわったひと ひとりひとりに
人生があって
なんて
いままでとすこし違う視点でお寺をみれたりするから
夏休みかみんな(´＿｀｡)それは眠いよね
みたいなお話をしただけなんだけど
続けててほしいななんておもうのでした
♡
お作り中のbagのかごは
かわいい学生さんみたいな雰囲気の女の子よう
大き目で夏休みにもちそうなさわやかなbagになりそうです
思いがけず長くなっちゃった今日のblog
目がちかちかしちゃったらごめんなさい
おなじ言葉をそえて送ってくださったラブレター♡ちかちかじゃなくて
きらきらしていました(*ﾟｰﾟ*)ありがとうございます
お返事まっていてくださいね
love
sweet dreams
mois