儀式2。
一年間を過ごして結局のところ自分は
何も知ることができていなかったのだと
気持ち悪くなるくらい思い知らされて。
不思議と、喪失感は少なくて
昔話に一人花を咲かせることが
思っていた以上に心地よかった。
決して、思い出に昇華できたわけではなく。
想いの温度は何も変わらない。
時間が積み重なることで
現実を突きつけられれば、
苦しさは増していくのかもしれない。
何一つ、共有することはできなかった。
それが何よりくやしく、はがゆい。
こころの奥底から向けていた想いを
次に同じ温度で浸せるようになるのは
いつのことになるか。