世界レベルでの反ファシズム・ナチズム構築を

 

 

タッカー・カールソン氏の

プーチン大統領インタヴューの

オフレコについて

 

気が付きましたが、ここでは

インタヴューのオフレコから

進んで、既にザルービン氏との

会話になっていますね?

 

続きです

 

P.ザルビン:先日ドイツのメディアが、

現ドイツ外相アナレーナ・ベルボックの

祖父が熱烈なナチス党員だった

という記事を掲載しました。

ここ数年、我が国と独関係で

起こっている全てを考えると、

おそらく遺伝子レベルで、

国家社会主義の「ウイルス」が

この国に(独)に感染して

いるのではないでしょうか?

V. プーチン: それも極端な

ナショナリズムの

亜種のひとつでしょう。

ところで、今思いついたのだが、

これらのポグロムは、

ほとんどがロシア帝国の南部、

南西部、現在のウクライナで

起こったものです。

 

キエフでは、1905年にあったと

私は云いましたが、

ブリンケン氏の祖先が

1904年にそこを去ったとすると、

キエフでの最初の集団ポグロムは

1905年ですから、彼の曽祖父か

その父親は、新聞、或いは

当時キエフからもたらされた

情報でしか、それを

知ることができなかったのです。

そして、このような集団的な

否定的出来事は、原則として

19世紀の初め、たしか1820年、

1821年に最初の集団ポグロムが

起こりました。

言うまでもなく、このような犯罪は

オデッサ、メリトーポリ、ジトーミル、

現在のウクライナの他の都市、

ベラルーシでも起こりました。

 

シベリアでもこの種の事件が

いくつかありましたが、

最初の事件はコンスタンチノープルの

ギリシャ総主教の暗殺に関するもの、

そのとき、そこに住んでいたギリシャ人は、

ユダヤ人が総主教の暗殺未遂に

何らかの形で関与していると考えました。

しかし、そんなことは重要ではない。

重要なのは、これらのポグロムは、

ユダヤ人とロシア人の若者からなる

レジスタンス・グループによって

対抗され、政府も、

たとえツァーリといえども

適切な判断を下し、

軍隊の力を借りるなどして、

こうした悲劇的な出来事を

防ごうとしたということなのです。

しかし、繰り返しますが、

これはインタヴューとは

別のテーマなのです。

ナショナリズムとナチズム、

ファシズムに関しては、

ちょっと奇妙なことを

お話しよう、まず第一に、

彼女自身は......名前は

何でしたか?

P. ザルービン: アナレーナ・

ベアボックです。

V.プーチンそう、

ベアボック氏でしたね、

苗字を間違えないようにしないと。

彼女は緑の党を代表している。

 

ヨーロッパでは、

この政党の多くの代表が、

気候変動に関連して

世界で起こるかもしれない

出来事について、

人々の恐怖を推測し、

人々の恐怖を煽っています。

 

そして、彼ら自身が

煽ったこれらの恐怖を

推し測り、自分たちが

政権を取ったときには

かけ離れた政治路線を

追求している。

 

これが今ドイツで

起きていることなのです。

例えば、石炭火力発電は増加し、

エネルギー構造は

ロシアよりも大きくなっている。

グリーン・アジェンダは

一体どこにあるのでしょう?

それがまず一つ。


二つめは、

ドイツの外相のような人々は、

もちろん、この場合彼女は、

わが国、ロシアに敵対している。

 

しかし私の視点からすると

彼女は、彼女自身の祖国に

敵対しているのです、

というのは

あのようなランクの政治家が

自国や自国民の経済的利益を

これほどに軽視するとは

考えにくいことだからです。

 

今は詳細は省きますが、

現実に起きているのは

このようなことで、

それを我々は

目にしているのです。

 

しかし、私が言いたい事の

次の部分は、今言ったことの

不協和音に聞こえるかも

しれません。

 

私は、今の世代のドイツ人が、

ナチス・ドイツが行った

すべてのことに対して

政治的責任を負うべきだとは

思わない。

 

ヒトラーとその手下達が

ドイツだけでなく、

世界の他の地域や

ヨーロッパで行った事について、

今の世代の人たちに

責任を負わせてはならない。

それは不公平だと思う。

 

だいたい、

ドイツ国民全体に

そのようなレッテルを

貼るのは、不公平な立場であり、

 

国民が経験したこと、

ソ連の市民達が経験したことを

濫用するものだと思う。

 

それはフェアではないし

良いことでもない。

 

今日の現実から話を進め、

誰が実際に何をしているのか、

どのような政策を

追求しているのかを

見るべきなのです。

ところで、この点に関しては、

私はそうすることが有益だと思う。

 

私の意見では、今日、多くの国々で、

多くの人々が、そこでは

政治的なライトモチーフとして

響いてはならないと思われる

国々においてでさえも、

残念ながらそうなって

しまっている、

 

私が言っているのは

他の民族に対する

他の民族のある種の排他性、

ある種の選民意識などの

ことです。

 

そう、ナチズムは

そこから始まったのです!

 

ですから、もしそうした意識が

これほど広範に拡散されて

いるとするなら、同様に

あらゆる事態を鑑み

反ファシズム、反ナチズム

プロパガンダを世界的なレベルで

構築していくことも

考えねばならないでしょう。

 

繰り返しますが、

世界的なレベルでです。

そしてそれは、どこかの

国家レベルで行われる

べきではない。

 

それは、国民の意識と

イニシアチブのレベルで

行われる場合にのみ、

効果を発揮するのです。

 

それが世界のどの国で

行われるかは関係なく...

 

 

 

 

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ファシズムへのパルチザン運動

平等への、強い共感を

お持ちなのですね?

大統領、これは以外な発見でした!

嬉しいですね!

 

 

Cosa pubblica è noi stessi

 

国家とは私達自身のこと、

 

我々自身が国家なのだ、

 

と言ったら、

イタリアの故ナポリターノ

大統領のように、熱く

共感して頂けるでしょうか?

 

イタリアのパルチザン

反ファシズム運動では

 

ドイツ軍の捕虜になり

脱出して伊パルチザンの

自治共和国に参加、

先頭に立って、

独軍と戦った

ロシア軍の人々も

いたのだそうです。

 

そう、ちょっと

燃えてきました!

 

「欧州抵抗運動の遺書」

 

その中にはロシアからの

ものもあったかしら?

確かあったように

思います...

 

あの精神を思い出さねば

彼らのためにも...

 

欧州にネオナチなんて

とんでもない話です!

 

彼は何のために

命を賭けたのか?!

 

私の知る

ジャコモ・ウリーヴィ青年も

その友、アッティリオ・

デリンダーティ青年も

 

こんな欧州のために

こんな今の欧州のために

20才そこそこで命を

かけたのでしょうか?

 

いいえ、そんなことはない!

そんな筈はありません

 

あの理想は、情熱は

どこに行ってしまったのか?!

 

”興味がないなんて

言わないでくれ!すべては君達が

知ろうとしなかったばかりに

起こってしまったのではないか!?”

 

ジャコモ・ウリーヴィ青年

(1929~1944)

 

今年は彼の没後なんと

80年周年です

忘れていましたが

プーチン大統領の言葉で

思い出されました。

 

彼の理想が、今

ロシアの戦いとともに

甦ってきました!

 

Giacomo Ulivi