米ブリンケン国務長官の杜撰な嫌ロシア発言について一言...

 

 

タッカー・カールソン氏の

プーチン大統領インタヴューには

録画が終了した後にも

話合われたことがあったと

ロシアでは皆が興味津々らしく

それにつき、プーチン大統領に

ザルービン記者が尋ねていました。

 

内容は下記の通りです。

大統領府より)

 

P.ザルービン:カールソン氏が

インタビューの後、貴方とは

また別の話をしたと、

語られたため、今皆が

その内容に興味津々なのですが


V. プーチン: 彼は、

私が既にそう述べ、

理解したように

自分のプランにそって

話を進めましたが、

全ては網羅できなかった。

 

他にも語るべきテーマは

あったとは思いますが、

彼が提起しなかったテーマを

会話に挟むことは避けた。

 

それ故、ロシアを悪とする、

例えば同じ民族間の出来事、

ロシア帝国における

ユダヤ人ポグロム

 

(ユダヤ人襲撃問題

ロシア帝国では1903~1906年

ユダヤ人の出国に繋がったと

される)

 

に関連する問題などは

勿論、このような公式の場では

出てくるべきでしたね。

 

しかし、カメラがオフになって

彼と話した話題の一つは丁度

米国務長官のブリンケン氏が

何度か語られていたこと、つまり

彼の曾祖父はユダヤ人に対する

ポグロムから逃げ出してきた

ということについてでした。

世界のさまざまな国で

ヨーロッパでも、アメリカでも、

この話題は常に生じています。

 

繰り返しますが、

それは、ロシアを悪者にし、

どれほどに野蛮な人々、

悪党や強盗達が、ここロシアには

いるか、ということを

示すために出されて

くるのです。

 

しかし実際、今日の国務長官の発言を

政治的スローガンではなく、

起きた問題の本質から見れば、

多くのことが明らかになる。

私たちのアーカイブには

すべての証拠があります。

例えば、ブリンケン氏の曽祖父は

確かにロシア帝国から

出国しました。

 

彼は、帝国のポルタヴァ県辺りの

出身だったと思いますが、

そこに住んでおり、

キエフから出国したのです。

 

ここで次のような問題が

生じるーではブリンケン氏は

そこ、キエフと周辺地帯が

本来ロシアの土地だと

考えているのでしょうか?

これがまず第一の問題です

 

第二は、もし彼が曾祖父は

ユダヤ人へのポグロムで

ロシアから逃げ出したと

主張するならば、

 

少なくとも、ここを強調したいと

思いますが、1904年には

ウクライナのかけらもなかった

ということになる、

 

しかし、まさにその1904年に

ブリンケン氏の曾祖父は

キエフから合衆国へと去った、

 

もし曾祖父がロシアから

逃げ出した、というのであれば

そこにはウクライナなど

なかったことになります。

 

どこからしても

ブリンケン氏は

私達の仲間ですが

 

 

このようなことを公式に

述べることは、無駄であり

失策に繋がる可能性が

あるのです。