露・米「眠れる森の美女」の違い☆彡

 

 

ロシア対外情報庁の

セルゲイ・ナルィシュキン長官は、

同紙のインタビューで、

 

「西側諸国は自国の利益のために

様々な国でクーデターを

起こす力を信じており、

ロシアでも革命を組織しようと

考えているが、それは

成功しないだろう」

 

と語られました。

 


イリヤ・ピタレフ氏撮影

 

 

「西側、とりわけ

アメリカの諜報機関は、

いわゆる望ましくない政権を

転覆させる技術の力を

心から信じてきた、と

断言できる。


実際、我々は

彼らを賞賛せざるを得ない。

所謂『アラブの春』の悲劇、

その混乱、何千、何万の死者と

荒廃は、彼らの功績に

帰せられる。

 

米国を中心とする西側諸国は、

ウクライナのユーロマイダンの

悲劇にも責任があります。


このような「成功の目眩」から、

西側諸国はロシアに対しても

同じように対処できると

考えたのです。

 

しかし、勿論、そのどれも

成功せず、今後も

成功することは

ありません。」

 

ナルィシュキン長官と言えば

ウ紛争当初、プーチン大統領に

4州の承認に対し、賛成か否かを

問われて、戸惑うシーンが

動画で流れ、プーチンが

ナルィシュキンを詰問

と云って政権内部の問題

と西側では報道されましたが

 

ナルィシュキン長官は

パトルシェフ国家安全保障議長と並び

プーチン大統領の

レニングラード時代からの

懐刀のお1人です。

 

ウクライナに対しても

以前のインタヴューでは

 

「嘗ては兄弟国として共に

情報活動を学んできた仲

そこでの諜報活動は控えてきた

だが、もはやそうはいかない。」

と答えておられました。

 

またご家族がプーチン大統領と

同じく、レニングラードの

大包囲戦を生き抜かれた

(伯母様は餓死)という

経験をされています。

 

ロシア歴史学会の会長も務め

英仏両語に堪能、

文化歴史にも造詣が深く、

 

対外諜報機関長官として

ソ連時代の特殊機関の

アーカイブ文書の機密解除の

措置を採られたことから

 

多くの新しい事実と、

研究の道が拓かれる上で

大きな貢献をされています。

 

ウ紛争開始後、

合衆国のヌーランド氏は

「プーチンが、こう容易く

引っ掛かるとは思わなかった!」

と、満足の意を表された

そうですが、

 

引っ掛かったのは、その実

どちらだったのでしょうか?

 

現在の合衆国の有様は

合衆国が生んだアニメの父

ウォルト・ディズニーが

映画化した名作

「眠れる森の美女」の

アニメ版で、

 

眠れる森の美女(1959):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画

城で眠につく

オーロラ姫を救わんとする

デジーレ王子を阻まんと

 

Балет «Спящая красавица» — новогодняя сказка さん

ドラゴンに変身して

王子に火を噴きかける

あのシーンを

思い出させられます

 

ホビット」に「ハリー・ポッター」、豪華キャストの共演作、「アクアマン」最新作まで、辰年に観たいドラゴン映画&ドラマ(画像21/31) |  最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS

 

子供の頃観に連れて行って

貰った時、もう怖くて

心配でドキドキして

しまったことが

思い出されます。

 

でも王子は勝つのです!

 

オーロラ姫 | ディズニー

オーロラ姫が謳えば

森の小鳥たちが

集まってきます

 

ロシアが謳えば

BRICS諸国と

グローバルサウスも集合!

 

因みに、

眠れる森の美女の原作は

1697年シャルル・ペローにより

書かれておりますが

 

バレエの初演は

サンクト・ペテルブルク

(旧レニングラード)の

帝室マリンスキー劇場で

1890年にプティパの振り付け

チャイコフスキーの作曲で初演され、

 

現在に至るまで

クラシック・バレエの

最高峰として世界中で

上演されています。

 

昨年は日本でも

東京バレエ団、Kバレエ団と

2大バレエ団が新演出を出し

ましたが、

 

何と言っても

サンクト・ペテルブルクの

マリンスキー劇場バレエ団の

右にでるものはありません。

 

その圧倒的な歴史と伝統に

裏付けられた優美さ、壮麗さは、

 

マリンスキー劇場バレエ団

附属バレエ学校の生徒も総出演の

眠れる森の美女からワルツ、

 

 

フーリガン・柔道少年だった

プーチン大統領も誇りにする

ペテルブルクの街の壮麗な

優美さ、ロマノフ朝の

歴史と文化の高い伝統に

裏付けられ、他国の

追随を許しません

 

私も本当に久しぶりに

ペテルを訪問した際

御登りさん宜しく

親友達とネヴァ側の

遊覧船に乗ったのですが

 

壮麗な貴族の館や

歴史的な建物の間を

縫うように流れる

運河が、最後に

湾に向かって開かれる瞬間、

船内で流れていたホフマンの

ゆるやかな舟歌が

 

チャイコフスキーの

「眠れる森の美女」の

第一幕の名高いワルツの

壮麗な幕開けの箇所に

一気に切り替わるのです!

 

おおっ!と心中で叫びました!

それはもう、海に向かって

開ける視界と、

 

音楽の盛り上がりが

ぴったりと調和した

最高の演出でした!

 

「流石はピーテル!」と

心の中で唸りました!

 

チャイコフスキーのワルツも

冒頭の壮麗さは、

たとえようもありません

 

 

何故かナルィシュキン長官のことを

書きながら、最後は

「眠れる森の美女」に

なってしまいましたが

 

サンクト・ペテルブルクと

ロシアにはそれだけの

歴史伝統文化があり

 

その中で育ってきた

プーチン大統領や

盟友ナルィシュキン長官

たとえスポーツ少年であっても

プーチン大統領の言葉を

お借りしますと

 

「あの壮麗な建物があふれる

街で育つということは

その調和が見に沁み込む

その歴史文化を肌身で

感じて育ってきた

ということです...」

 

故、思考行動にも

それが顕れる、ということ

ではないでしょうか?

 

分かり易く、楽しくても

深みと繊細さに欠ける、

ハリウッド・アニメで

育った者との違いは

(私もディズニーで

育ちましたが!)

 

人間性の根本にも

現れてくるのでは

ないでしょうか

СПЯЩАЯ КРАСАВИЦА", П.И. Чайковский - Театральная Афиша

「眠れる森の美女

第二幕、オーロラの幻影と

デジーレ王子」

この場のヴィオラが先導していく

音楽は本当に、本当に

美しいです...ピンク薔薇

 

 

そしてそれが市民の品格

市民=国としますと

国家の在り方にも

 

文化は全てに通じると

思います

 

文化大国でもロシアを

決して侮るなかれ☆彡