日本の優れた木琴文化が生んだ個性を大切に守ろう☆彡

 

 

現在来日中の

佐々木達夫氏による

マリンバのトレモロによる

響きを研究し尽くした上で

生れた驚異の片手トレモロ

 

 

 

その神技を是非お聴きください

 

伴奏はデュオのパートナー

野口道子先生ですピンク薔薇

 

 

 

トレモロの響きで

まるで音が一つになって

飽和して共鳴しており

そのまろやかで芳醇な

音の世界に魅了されます。

 

巨大なマリンバを

トレモロではなく

連打していくパーカッション

スタイルのとは、違う

 

あくまで日本で生まれた

木琴文化の伝統

 

歌う木琴、歌うマリンバ

そんな音楽を追求される上で

真摯で厳しいお二人

 

クラシックにこだわる

クラシックなお二人

 

どこまでも基本を大切にされる

強い信念と音楽の本質を

極めようとされる

お二人の姿勢には脱帽です

 

素晴しい”愛の挨拶”でしたピンク薔薇

ここまでしないと嘘ですね?

尊敬の一言です。

 

 

尚, 佐々木先生は

 

『トレモロ』、

更なる芸術表現のために

(技術講座) も執筆されて

おります

 

 

もしご興味がおありになれば

是非<(_ _)>

 

こちらに先生のお言葉を

少し引用させて頂きます。

 

「音楽表現に於いて

持続音が持つ意味は絶大です。

 

クラシック音楽は

全ての音が互いに連動し、

フレーズの切れ目は

次のフレーズへ

響きの減衰と共に

橋渡しされます。

 

それらの連動を司るのも

持続音です。

 

悦び、悲しみといった

様々な感情表現や、

 

作曲家が意図した響き、

優雅さ、滑らかさ、勢い、

等の表情も、

 

トレモロの粒の強弱、

間隔の幅、タッチの深浅、等

様々な要素を組み合わせることで

顕わすことが出来ます。

 

表情の付加は

その曲の芸術性を

大きく高めるもので、

その貢献度は計り知れません。

 

トレモロを放棄してしまえば

音楽は息づくことを止めて、

感情の存在しない

一打の残響のみが

ごく短く無機的に

響くだけです。

 

そうした演奏が

容認されるとすれば、

 

それはマリンバだからという

諦めの意味合いを含むもので、

その曲の芸術的完成度として

満足されたわけでは

決してありません。

 

日本では幼少期から

マリンバを習う人が多く、

特に2本マレットの

トレモロ奏は世界一

上手な国と言っても

よいでしょう。

 

だからこそ私たちが

トレモロの価値観を再認識し、

素晴らしい表現を求め

発信していく、

そうすることで

 

マリンバ界全般の音楽表現の

レベルが高まっていきます。」

 

 

一部ですが、色々な事柄に

あてはまるような

佐々木氏の

意義深いお考えの一端を

引用させて頂きました。

 

考えてみますと

マリンバの問題も

今の日本の社会が

抱えている根本的な問題と

共通しているところが

あるように思えます。

 

それは自らの貴重な

伝統を放棄せず

寧ろ大切に守り

それを発展させつつ

 

そこを基本に

世界に逆に発信し

還元していく、

 

トレモロが謳う史人先生の

赤とんぼ

 

 

マリンバでも

パーカッション的な

サイドを強調する

欧米西側のグローバリズムに

流されることなく

 

自分達の旧き良き貴重な

木琴文化の貴重な伝統を

踏まえたうえで、

 

更に豊かな芸術の🌸を

しっかり咲かせていこう、

ということでは

ないでしょうか?

 

そして🌸が咲く...

 

 

お米の減反政策に

対抗することにも

共通しているようです

 

減トレモロ政策に否!

をつきつけるお二人!

 

野口先生も佐々木先生が

社会の問題にも明るく

グローバリズムには

強い懸念を持って

おられるのも

 

自らの音楽の道でも

このような堅固な

クラシックな信念を

お持ちだからかも

しれませんね?

 

佐々木先生の

 

”トレモロ~

大和心ひとり語り”

 

いえ、野口先生と共に

”木琴文化~二人語り”

 

お二人の簡潔で

素晴しい日本の歌の

メドレーも上げさせて

いただきますね?ダウン

 

 

「ふるさと」から

はじまりますが

 

「もみじ」や

「鯉のぼり」

「どんぐりころころ」

「雪やこんこ」

 

など懐かしい愛らしい

歌がたくさん!

 

西川利夏さんの編曲も

実に素晴らしいですキラキラ

 

 

最初の「ふるさと」では

佐々木先生が

Musserで片手トレモロを

披露して下さっています

 

 

「鯉のぼり」も

無駄がまるでなく

シンプルの極みなのに

 

その全てが考え抜かれて

キラキラ磨き抜かれた技キラキラ

できていることが

感じられますキラキラ

 

正に、

「謹厳にして、自由の気格」

 

お二人の芸術の

真価が発揮されている

素晴しい演奏だと思います

 

またメロディに

響きをかぶさない

野口先生の抑えた

伴奏が素晴らしいです!

 

また弾いておられる

お姿と動きが美しい!

 

 

 

まさに珠玉の日本の歌

メドレーですね?ハート

 

そしてこちらも、

大好きなお友達の

”カフェ・サロン森里音”さんより

お借りした

”鯉のぼりアレンジ”です

 

お二人の日本の歌メドレーに

 

ぴったり、ほっこりの

愛らしさですねハート