プリゴージンとワグネルに約束したことは全て実行する

 

8月25日、ミンスクで

プリゴージン氏の墜落事故につき

記者団と会見された

ベラルーシのルカシェンコ大統領は

次のように語られました。

 

 

まず、「ワグネル」の創設者

エフゲニ・プリゴジンは、

ベラルーシ大統領に

安全保障を求めたことはない。

 

「この質問に直接答えるなら、

まず、私はプリゴージンに

安全保障を与える立場にはない。

 

第二に、このようなことが

彼との交渉の鍵になったことは

一度もありません。 

 

そして第三に、

覚えておいてほしいのだが、

安全保障という点では、

我々は二度、それに近い話を

しています。

 

一度目は、私が彼に電話し、

交渉が進行していたとき、

彼らがモスクワに

進軍してきたときです。

 

私は彼に真正面から

こう言いました。

 

"ジェン、分かっているのか?

皆を殺し、自分も死ぬことに

なるんだぞ"..... すると、 

「知るものか、死んでやる!」

 

それで私は彼に言った。

"ジェン、それなら

ロープと石鹸を送ってやる"

 

「 ダメだ、ダメだ、ダメだ。

「そんな死に方はしたくない。

英雄として死ぬんだ」

 

それが最初の会話でした。

二度目に彼はディーマ・ウトキン

(ワグネルの幹部、墜落機に同乗)

と共に私に会いに来たときです。

私は二人に事態を良くみるよう

きっぱりと警告しました。

 


プーチン大統領が

プリゴジン暗殺事件の

背後にいるはずがない、

ことについて、ですが


ルカシェンコ大統領は、

プリゴージンとの会談で、

ワグネリアンに対する

刑事事件の終結と

ベラルーシへの撤退

という2つの問題が

話し合われたと

指摘されています。

 

「これを提案したのは私です。

もし何かを恐れているのなら、

プーチン大統領と話をしよう、と

そして、ベラルーシでの安全は

完全に保証する」と私は述べたのです。

 

プリゴジンが私に安全問題に

特別な注意を払うよう

頼んだことはありません」

「別の例を挙げましょう。

前回アラブ首長国連邦に

飛んだとき、

プリゴージンの暗殺未遂に関する、

これ以上深い情報源はない

という程の情報を受け取りました。

 

2時間以内に、(私の指示で)

エミレーツのロシア大使を見つけ出し、

私のところに呼び出し

彼に、プリゴージンの

暗殺未遂事件について、

プーチン大統領と

ボルトニコフ長官に宛てての

クレムリンへの暗号文を

渡したのです。」

程なくして、ルカシェンコ大統領は

プリゴージン氏に、この情報が

彼に届いたかどうかを尋ね、

 

彼がプーチン大統領から

差し迫った暗殺未遂について

警告を受けたことを

確認しています。

プリゴジンの飛行機事故後、

ワグネルグループが

ベラルーシに滞在するか

どうかについては


ルカシェンコ大統領は、

プリゴジンに約束した安全保障を

提供しなかったとされる意見に対し

冷静に反応しています。

 

"みんな何かしら書くのでしょう。

私を何かで攻撃するために。

でも、それ以上の重要性はない。

愚かなことです。

 

昨日、彼らはそう言い、

読んだ人の半分は笑ったが

翌日、半分はこう思った

一体ルカシェンコと

何の関係があるんだ?

 

プリゴジンは

アフリカから飛んできた。

そして彼はモスクワに降り立ち、

サンクトペテルブルクに飛んだ。

 

その安全保障をどうして

私が彼に提供できるのか?

 

このような質問は

私には該当しないものです。

また、他国の領土で私が

どうやって保障できるのだろうか?

しかも、そのような話は

(プリゴージンと)

全くしていないのです。」

ベラルーシ側は、自国の領土において、

「ワグネル」の隊員に約束したこと、

そしてそれ以上のことを

全てすべて果たしている、と

ルカシェンコ大統領は指摘した。

 

「彼らは何の異議も唱えていない。

 昨日、私の指示で

KGBの議

長が彼らと連絡を取った。

私からのメッセージは

ただ一つ:

 

それは、プリゴジンと私が

合意したことは、

我々は全て実行する。」

ということです。

 

 

プーチン大統領の関与は

あり得ない、とする

ルカシェンコ大統領の

発言は、また後で書きます..

 

 

ルカ大統領、せっかく

援けたプリゴージン氏の

事件につき、

 

「到底受け入れられない...

 

機内にはプリゴージン事件とは

何の関わりもない人々

パイロットや、乗務員も

いたのです。

 

戦争中とは言え、

このようなことは

受入難い...」

 

と乗務員についても

語られてたのが

印象的でした...

 

ご冥福をお祈りするほか

ありません...