おはようございます!

今日は気持ちの良く晴れそうですね

 

来る21日は夏至

夏至といえば、

「真夏の夜の夢」

 A Midsummer Niight's Dream

が思い出されます

 

シェークスピアのコメディ

なんと1594~1596年あたりの

作品なのですね

そんな古いなんて感じられない

どこも明るく、とてもファンタジックです

 

真夏の夜の夢ときくと

すぐに目に浮かぶのが

それを基にした、英国は

ロイヤルバレエ団の「The Dreamです

 

初演は1964年、

King of the Roydal Ballet と謳われた

アンソニー・ダーウェルさんと、

シブリー&ダーヴェル

美しきパートナーシップが忘れ難い

アントワネット・シブリーさんでした

 

美しいお二人の舞台写真

 

(Brush up your Shakespeareの頁より

お借りしております)

 

そしてシェークスピエアのコメディを

もとにした音楽は

メンデルスゾーンの作曲で

なんと当時まだ17才だったそうです!

 

 

 

こちらは序曲ですが、

全曲には有名な「結婚行進曲」も含まれています

 

日本ではKバレエ団、東京バレエ団などが

レパートリーに入れて上演、

いずれも、初演でオベロン役を踊られた

ダーウェルさんの指導を仰いておられます

 

現役時代のダーウェルさんは、

そのあまりに幻惑的な美しさから

共演のバレリーナから

脅威と、すら思われていらしたとか!

 

私も嘗てシンデレラの王子、

「マノン」のデ・グリューを

拝見致しましたが、

デ・グリュー、本当感動的でした

演劇性が素晴らしい!

 

Kバレエはその美しく豪華な衣装やセット

東京バレエでは、子供達の合唱が使用されて

どちらもとても素敵な舞台で、お勧めです❤

 

そしてもう一つの真夏の夜の夢は、

英国の詩人で、画家、銅版画家でもある

ウィリアム・ブレイク (William Blake,1757-1827)

有名な絵画です

ブレイクらしい、詩的で幻想的な、

しなやかさが素晴らしいです!

 

(British Librarayのサイトよりお借りしております)

 

ロンドンに行って、British Library

に寄られましたら、入り口には

大きなブレイクの「ニュートン」の像が

 

館内にはシォークスピアの像もありましたが

図書館員の方でしたら、ショップで

上にあります、British Libraryのデザインが

プリントされたマグカップを買われるのも

お勧めかと思います (長年使うと剥げてきますが!)

 

ニュートンさんの、狂気のような目が

少しこわい元版画は

 

 

しかし、実に美しいです!

この背景の色!

 

英国の夏至のころ、

日本の梅雨と違って

どこまでも美しいのでしょうね?

実は私は英国の風土に

小学生時代から憧れていました

 

乾燥していながら

晴れたと思うと、

まるでジョウロで

水が撒かれるようなシャワーが雷

花や緑に降りそそぐ、ピンク薔薇

 

そんな美しい英国の夏が

想われてなりません...

 

夏至,

何かとても心惹かれます

 

ジョン・シモンズ描く

「ライサンダーとハーミア」(1870)

 

我が家の小さな庭でも

花や樹々、草や、虫や

訪れてくれる小鳥や蝶、

蜂(やオオスカシバ)

 

毎年、玄関際の土の中から

のんびり起きてくる、

カエルのジンジャー君も

 

そして我が家の

「ワイルドにゃん3銃士ネコネコネコ」たちも

 

夏至の夜には、夜中の月の下を🌜

メグお母さん猫に会いにいくのを

楽しみにしていたのでは、と、

 

(ああ、また、騒ぎそうだなぁ~(;^_^A)


そんな気が致します

 

読んで下さったみなさまにも

すてきなMidsummer Night's Dream

がおとすれますように