私たちは先祖のほとんどからDNAを受け継いでいない(更科 功) | ブルーバックス | 講談社(2/2)
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「たとえ源氏の直系の子孫であっても、源氏の遺伝子を受け継いでいる可能性はほぼゼロだ。しかし、直系の子孫だろうがそうでなかろうが、源氏の遺伝子を受け継いでいる確率はほとんど同じなのだ」
承久の乱である武士が叫んだ。「天皇の子孫でない者がいるか?いない、みな天皇の子孫だぞ!」と。
遺伝子学が発達した今だからこそ、遺伝子にこだわるのはもう意味がない。むしろ御直系と資質にこそこそ価値があると痛感する。資質は遺伝子だけではなく環境のよる所がおおきい。だから、美智子上皇后に育てられ秋篠宮の一族は問題ばかりおこし、今上天皇御一家はみな徳と学に秀でている。皇位継承は御直系でよい。男女にこだわる意味は、過去に女性天皇がいたのだから意味はない。
そもそもY染色体は変異のせいで原型はのこっていない。かりに神武天皇の遺伝子が変異がなく奇跡的に残っていたとしても、秋篠宮や旧宮家と神武天皇のY染色体が同一だと証明せねば理論はないし、Y染色体そのものは男性器、つまりペニスをつけてくれるだけの役割にすぎず、重要な遺伝情報はそこにはない。
もし遺伝子を根拠にするなら、日本人はみな天皇家の子孫。私が天皇になってもよい訳だ。まあ、今上陛下や愛子天皇の代は名乗らないが、秋篠宮や悠仁がかりに天皇になったら、わたしは正統な天皇として即位しよう。