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女の子の里親になって４年がたち
色々ありまして、養子縁組をすることになりました
里親、養子縁組、わたしたちが辿ってきた暮らしを綴っていきたいと思います
＜私はシンデレラと同じ？＞
お風呂で我が子と話していた時のこと
１００円ショップで購入したバスボムからシンデレラのおもちゃがでてきて
プリンセスが大好きな我が子は大喜び
シンデレラのストーリーはまだ知らないようなので
バスボムから出てきたシンデレラと
すでにある様々なおもちゃに配役を与え
それらを使ってシンデレラのストーリーを再現してあげました（かなりざっくり）
義理の母と姉たちと暮らしていたシンデレラはつめたい仕打ちにあっていたという話を聞いて
難しい顔をする我が子・・・
妖精の魔法で
かぼちゃの馬車に、素敵なドレスとティアラを身に着け、舞踏会へ行くことができたと
その辺の話には目を輝かせ・・・
王子様はガラスの靴を頼りにシンデレラを探し出し
ふたりは結婚して幸せにくらしましたとさ
この人形劇？一人舞台をとても気に入ったらしく、３回連続でやらされて
へとへとになってお風呂から上がって
髪の毛を乾かしてあげていると
なにやら我が子が考え事・・・・
そして考えがまとまったらしく、私に話しかけてきました
ねぇ、ママ。
私ってシンデレラ同じ？
ほら、私は違う人が産んでくれて、でも今はママが育ててくれてるでしょ？
それってシンデレラと同じじゃない？
と、深刻そうな顔をして言ってきました
私は、「え？ママってあなたのこといじめたことあったっけ？」
というと
あ！そうだった(笑)
じゃあ違うね、と
新しいお義母さんはシンデレラのこと、嫌いだったのかな？
私も悪いことばっかりしたら、ママに嫌われるのかな？
そんなことを言ってきました
シンデレラのお義母さんはなんでシンデレラのことを嫌っていたのかは分からないけど
ママはあなたのことずっとずっと大切に育てるからね
悪いことをしたら叱ることもあるけど、大好きなのは変わらないんだよ
そう言うと、我が子はにっこり笑って「わかった！」と言っていました
この子は自分の生い立ちを理解するために
一生懸命に考えているんだなと思いました
親の私ができることは
我が子が私に伝えてくれた言葉を受け止めて
愛情で返してあげること
生い立ちについて、嘘はつかず、分かりやすく教えてあげること
今のところは、こんなところかなと思っています
我が子が大きくなって、また違う悩みや不安があるようなら
それはその都度考えようかな