A´sメソッド リアル臨床2015 延長戦⑧ | A's projectのブログ

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気の遠くなる動作分析のまとめ


僕は、8つのボディタイプにわけて、
そのボディタイプが得意とする動きがあると仮説を立て
実際の場面で、どんな動きを選択しているか?
と、考えてみています。

ボディタイプは、胎児の段階から決まっているものと捉えています。

ただ、ボディタイプの特性がベースにあったとしても、同じボディタイプの人の中の個人差も多いです。
同じ質の動きをしても、量もしくは、幅が違うんです。

それは、何故か?と考えると

人間は、発達、学習をしているからだと思います。

人間らしさは
『姿勢・動作・行為』
『認知・知性』
『感情・社会性』
の相互関係により構築されていきます。

ここまで、私が話して来たことは、
『姿勢・動作・行為』の話が中心でした。

ですが、その『姿勢・動作・行為』は影響を『認知・知性』『感情・社会性』の影響を受けています。逆も然りです。

十人十色であるのは、こういった点が大きいと思います。


ただ、一人一人に対し、この複雑に絡み合う人間らしさを分析していくことは、とてつもなく難しいです。

ですが、この人間らしさにある程度のパターンがあるとしたらどうでしょう。

パターンという基点があるだけでも分析はしやすくなると思います。


実際、僕は、ボディタイプという考え方を始めてから、物凄くわかりやすくなりました。

ボディタイプが同じ人は、似た者通しですし、顔も似てます。思考回路も似てます。

ただ、個人差があるんです。問診してみると、

その差は、発達なんです。


どんな特徴を持って、産まれて来た人が
どんな環境で発達し、

今を向かえているか?

僕らの、目の前で起きることは
今と、いう一点でしかありませんので、

その一点は、どんな経過をたどった一点なのか?

そんな分析が必要なんだと思います。


これが、気が遠くなる動作分析という題名をつけた理由です。

続く