時代が産んだモンスターセラピスト | A's projectのブログ

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便利な世の中です。

インターネットで、検索すれば、何でも出てきます。

理学療法の業界でいえば、セミナーの数は、溢れかえり、すぐに学べます。

学ぶ......


ちゃんと学べてる??


例えば、実習生。


理学療法評価(各種検査)を実施したのち、問題点を抽出し、プログラムを立案します。

できないのは当たり前。それを踏まえた上でも、違和感を感じる。

問題点は、筋力です!

どこの?→股関節です!

何筋?→腸腰筋です!

起始停止は?→わかりません!

教科書見ていいよ→わかりません!

じゃあ、対象の筋が働いてるかどうやって確認するの?→股関節の屈筋なんで、屈曲すれば働いてると思います!


わ~お、筋の走行を、イメージ出来てないのに、対象の筋肉を決められて、

しかもトレーニングできるのか......


股関節屈曲の主動作筋は、腸腰筋て教科書に書いてあるからか.......


この点の考察は、先送りし、続いて、現役セラピスト。


以前より、セミナーの数がどっと増えています。

なので、下手したら毎週インプットできるかも知れません。

たくさんセミナー行って、毎週のように臨床に取り入れていることでしょう。

ですが、気をつけてください。


普段から、注意深く患者を観察していて、
その状態は把握していたことが、
セミナーに行って、確実になったので
あれば、良いです。

逆に、セミナーに行って、初めて知ったような
内容には気をつけてください。

理解したと思わないでください。

必ず、自分の頭で、理論を理解し、説明できるようになって、初めて知識です。


誰々、先生が言ってたから。

こうなら、こうだよって。

なんて、言わないでください。



そうなんです。


なんだか、答えが溢れているんです。


こういう場合は、こうしなさい。
これやると、結果出ますよ

的な。


なぜ、その治療に結びつけたか?

問題となる部位は、なぜ問題となったか?


と、いう作業が、とばされてしまっている。

この点は、理学療法士なら当然すべきことなので、
セミナーの内容が悪いとは思いません。

受講する人間の問題だと思います。


僕は、ほとんどセミナーに参加したことがなく、専門用語の知識も少ないです。

ですから、目の前の患者さんの体がどうなっているかは、目の前の患者さんを通し、考察し、
プログラムは目の前の患者さんを通し、組み立てます。

もちろん、本や文献を読み勉強はしてますし、
最近は、セミナーにも積極的に参加しています。

今なら、セミナーで教わることを理解することができますから。


僕が言いたいことは、

セミナーに行くのは大賛成。

でも、セミナーの内容に対し、なぜそうなったかまでを自分で説明できるようになることが
大事。

『答え』に着目せず、『過程』に着目してください。

『過程』が一緒なら、似たような『答え』が出るはずです。

なぜ、似たような『答え』なのか。

それは、患者さんひとりひとり違うからです。

そこが大事な分岐点。


なんですが、このような話も、うまく伝わらないことも、多々あります。

まぁ、僕の伝えかたが悪いのですが、


調べれば、すぐ答えが出る。
セミナー行けば、すぐわかっちゃう


時代がそうさせているのでしょうか.....


人の体を、じっくり観察し、終わりのない宝探しをするより。


宝の場所をあらかじめ、教えてもらい、無駄なく、探すほうがいいのか。


後者のほうが、多くなっている気がする。

PTだけでなく、社会全体も。