理学療法は、Drの診断に基づき、処方される。
その診断には、画像所見が多く使用されます。
検査機器の性能は日進月歩であり、
診断もより精密になってきたでしょう。
ですが、私の臨床では、画像とお目見えするチャンスが、ほぼありません。
画像がないから、骨-関節の変形や、脊柱管の狭窄、オペ後の状態が
わかりません。
だから、核心は攻めない........
っていうのは嘘~!
確かに、中枢疾患でも、整形疾患でも、画像が見えたに超したことはない。
ただ、検査をしてもしなくても、
画像があってもなくても
変わらないものがある。
目の前のクライアントの身体です。
術式は、問診を丁寧に行えば大体わかるし、頭部CTに関しても、でかかったか小さかったか~大体わかればいい。
我々は、触れることができ、筋の状態や関節内外の状態を確認できる。
姿勢(静)、動作(動)を目の前で見れる。
どのタイミングで、どこがどうなっているか?
連続性のある時空間を見てるんです。
画像所見は、断片です。
ある一時です。
そして、結果は、2Dで表され、
3Dであっても、コンピューターが処理したもの。
どう考えても、精度は、我々の五感+第六感の方がよい。
『レントゲン上問題なし』
『変形してるから』
『ここが狭いから』
『ここに病巣があるから』
と、良く聞くが、
それは、決断すべき所見にはならない。
事実上は。
我々が、評価~治療を決断する時は
我々が、目の前のクライアントの身体から得た情報であり、
画像所見やDr所見は、参考にするだけ。
文献も、そう。参考にするだけ。
目の前のクライアントから得た情報を
自分の頭の中で、3D以上にするんです。
クライアントの過去、現在、未来を3D以上で、映像化して
我々は、アプローチしていくのです。
これを可能にするには、やはり勉強です。
キズはどんな形?
Drは、○○って言ってた?
手術後は、何日間安静にした?
等、を問診で聞けなきゃいけません。
目の前のクライアントが、どんな治療をしたかを、目の前のクライアントから読みとくんです。
前に担当したリハビリ担当の治療も、身体が教えてくれます。
だからあまりサマリーは必要な情報以外は真面目に読みません。
3D以上の感度と、精度で、理学療法を!
高性能であれ!