ご訪問ありがとうございます。某病院の8Fの大部屋に入院中です。

状況については、社には定期的に報告していますが、私より一回り若い同僚、その昔いっしょに仕事して、いまでは大きく成長し、そして直接のラインではないのですが、私の上司になっている方にも、簡単に報告しました。

肺へ転移している癌への免疫治療の状況と、そしてとうとう暴走を始めた自己免疫疾患による特に肝臓を中心とした機能低下・炎症、高熱発生などの簡単な報告です。

彼いわく、「これはjourneyですね。そうそう、I’m the pilot of my soulを思い出しました。○○さんはI’m the pilot of my bodyになってください」、とのメッセージ。これは、マンデラさんが長い獄中生活の中で詠んでいた詩の一編だと思いますが、原文は'My head is bloody but unbowed' and 'I am the master of my fate, / I am the captain of my soulPoet William Ernest Henley (1849–1903)'だったでしょうか?

そうですね、考えてみれば、免疫は自分の体にもともとあるもの、また癌も自分の体の中で生まれたもの、すなわち昔やったマラリアやコロナなどの外部から襲ってくるpredatorとは異なりますよね。

もちろん、そんな心境にはとてもいきつけません。でも、確かに免疫も癌も自分の中で生まれたもの、、、そうですね。この病気と戦う(闘病)という感覚はもうないのですが、自分がpilotである、というのはそのとおりだと感じました。

後輩の同僚は、ちょうど一回りくらい歳が違いますが、ほんとに大きく成長し、体力はもちろん知力、経験、そしてチームを率いる力などいずれも一流の域に入っていると思います。うれしいですよね。もう、私が勝負できるのは、私の方が経験年数が長いためか、まあ狡獪なやりとりが必要となるような、やっかいな途上国政府高官との交渉ごと、契約マターくらいでしょうか?

そうですね、今日から、I’m the pilot of my soul and body…というのを就寝前の瞑想に取り入れることとします。若い同僚、といっても上司にあたりますが、メッセージ感謝、深謝です。

そういえば、映画Invictusではもう一つ私の好きなセリフがあります。マンデラさんが南ア・ラグビーNational Teamのリーダーに、期待に応えるだけじゃだめなんだ、You must all EXCEED our expectationsといって、期待を超えた先までいくんだ、といいます。この言い回し、人材育成の仕事で使わせて頂いたことありますが、それはまたの機会にて。

では、お読みくださりありがとうございました。いつでも、スルー、捨て置きください。少々、早いですが、おやすみなさい。。。I’m the pilot of my soul and body..... Yes, I am the pilot of my soul and body........