40代、4人の子持ち、バツイチです。

アメリカのど真ん中あたりに在住のおばちゃんです。

住んでいるところ、そして離婚裁判をやったところは アメリカ軍の基地や関連施設が比較的大い街なので、

ミリタリーの恩恵目当てに軍人と結婚して日本に在留しているアメリカ兵引っ掛けて結婚してアメリカに来て、


そこ後失敗したクチ、痛い目にあってるんでしょ、ざまあみろと思われがちなことは今までも

数多く多々あり。

そういうふうに思われていることは承知しています。


がね、元夫、(クソ)は日本に駐在していたことはありません。


私が高校生のときに粋がって交換留学制度でアメリカに来ました。

で、クソはその時同じ高校にいた  ワタシ的  イケメン。

クソの母、(元義母)は、私のローカルコーディネーター(地元の高校に入れるように書類を用意したり、ホストファミリーを手配したりする人)。

で、その時アホの如く初恋に落ち、その後その初恋の相手(クソ)と結婚できたわけ。結婚したのは、私が日本で短大を卒業して就職した後。

クソはアメリカ軍に入っていました。


私のブログを読んでくれている人、あなたの知り合いにミリタリー妻(アメリカ軍の奥さん)はいますか?

国際結婚をして、何だか幸せそう…羨ましい そうな生活を漂わせている人はいますか??


はっきり申し上げますが、そんな良い生活じゃないですよ。


海外生活したいですか?

数ヶ月パートで働いてお金貯めて 海外は旅行で楽しむ が 正解です。

海外生活なんて、楽しいのは最初の6ヶ月まで(運が良ければ)

私は最初の二週間ちょっと後(当時韓国在住)以降は地獄でっせ。



私と元夫は日本に在留(ステーション)することはありませんでした。


ニューメキシコ州の基地から、韓国の基地へ行き、その後日本へ行きたいと希望を出しましたが、アメリカの基地へ行き、

最終的に今いるこの街へ来ました。

どこにいるときだって、生活が平穏であったことなんかありませんでした。


海外生活の地獄の後、

離婚の地獄と、アメリカでシングルママになり

これは地獄の扱いだと途方に暮れ自分の存在価値に疑問を感じることすらありましたが

ミリ妻の生活が恋しいと思ったことはありません。

明日にでも、元夫が親権を放棄するから こどもたちと好きに過ごしていいよGOOD LUCK!!と言ってくれるのであれば、

私は速攻日本へ帰ります。


日本に帰ったり私の友人と話をしたときに何度か”いいなあ”:羨ましい”と言われたことがありました。


ぶっちゃけ、アメリカ人 外国人と結婚した友人を羨ましいと感じることがあったなら、

それは、あなたがその人の家庭に ”日本で生活する人たちとの違い”を感じただけのことです。

国際結婚した人の日常生活なんて、

意見の相違だらけ、見解の違いだらけ、価値観の違いだらけ

喧嘩と修羅場の繰り返しです。

アンミカさん生活なんて

アンミカさん以外では結構稀ですよ。外に見せていないだけで、外人と結婚した人の生活なんて隠された修羅場で

燃されないようにもがいているような生活か、もしくは

会話せずにお互いに黙秘をつら抜きながら忍耐、忍耐、忍耐・・・みたいな生活。


羨む価値な~し。






私の場合、それ以上のことがありました。

うちは忍耐 忍耐 の生活、そしてそれが爆発して修羅場になる時期を経ての ハネムーン期の生活が

定期的に巡ってくる生活でした。X 10年ちょっと。

精神科的、そしてカウンセリングとか医療的な世界では名の知れた モラハラのサイクルです。


13年経って気づいたのです。

その相手、元夫、クソだった。

価値のないクソだ、見た目にヤラレタのか、 勝手に騙された ということには結婚して早々に気づいていましたが

13年間+(プラス)、信じていたのです。

この人は変われる。

この人を私は変えることができる。


結果を言いますと、妻はどんなに頑張っても、体力と気力を疲弊させ使い込みながら働き祈り続けても

夫の本質を変えることはできません。

これは タブン、 国籍、国際結婚云々ではない。


" What you found is what you will end up with" 

あなたが見つけた者 が あなたが最終的に得るもの。

変わらないよ。夫は変わらない。

怒っても、話しても、甘やかせてみても、説得しても、泣いても、傷ついても。

夫という生き物は変わらない。

夫というものは、結婚してあなたを手に入れた時点であなたに変わることを強いることがあったとしても

自分が変わることはないのですよ。



私は、留学先で知り合った初恋の相手と結婚し、幸せだと信じていました。

40代になり、離婚をしたその相手は現在刑事裁判にかけられ

私と子どもたちは、犯罪者の元妻、子どもとして生きていかなくてはいけないのかと

苛立ち

不安に苛まれ

時に泣きながら 

一日を過ごすことがあります。


もし時間を戻せるなら、私は元夫にグイグイと結婚の話を

プロポーズもされていないのに

プッシュされている自分を殺ってしまいたい。


40代、老眼が始まり、腰が痛くなり、体のあちこちが重力に負け惨めな風貌になりつつある今、

刑事裁判と民事裁判それにまつわるあちらこちらに面倒をかけ、生き恥の手本となりつつある自分の生き様を

痛い奴、

よそのカップルを羨む 女々しい奴

元夫 の素行や嫌がらせ、PTSD に悩む自分の子を見て

自分も自分を痛めつける加害者

に 思えるのです。