大した容量もない
薄ピンクの洗面器、
ヒビだらけ。

壊れた蛇口に気づかず
ポタポタ、ポタポタと
溜まりに溜まったら

一気に粉々。

傷をナメるような
甘い甘い歌に囚われて
ボヤけた夕日眺めてた。

感情抑制、自動調整
僕は便利な機能付き。

そんな今日は
早く眠ってしまおうか。

明日は洗面器を治そう。
何度でも
何度でも、
何度でも。


一縷だって、
こんな日はあるのさ。