この記事を書いた前日、北海道は大雪に見舞われた。地下鉄以外全部瀕死の状況だった。
この記事ではそんな大雪の中でもとりあえず学校に向かってるときに起きた事件を語る。
私はいつも同じ時間のJRに乗る。しかしその日は大雪により運休で、1本前に乗らなければならなかった。
しかしその便も5分遅れで結局いつもの時間に乗り込んだ。私が降りる札幌駅の1駅前(S駅とする)と札幌駅の間で停止信号により10分停車した。その停車中の車内アナウンスのあとに事件が起きた。
突然自分がいた車内から「会長と社長呼べや!」とヤジが飛んだのだ。普段ならヤジなんて飛ばないはずなのに。
恐らく朝に運休が集中した上に遅れていたのでさらに遅れると見た結果あのようなヤジが飛んだのだろう。
しかも私が朝に乗る時間はいつも通勤通学ラッシュなので人も多く、ひどい時には身動きすら取れない。
なんとか札幌駅に着いたが、着いてみるとその日のJRが瀕死だったことを思い知らされた。
なんと最寄り路線の帰りの便が止まっていたのだ。
しかも帰りの時間帯も1時間に1本のペースで運休が発生していて、帰り際には1時間に3本中2本。または4本中2本が運休になっていて帰れるかどうかも怪しくなった。でも何が何でも帰らないといけない。私にはやることがあるから。
しかし数年前には大雪によって札幌駅からのJRが完全に止まったことがある。その経験か除雪のために計画運休を行っているようだが、北海道でドカ雪が降るのは1月中旬のこの時期と2月下旬にドカ雪が降る傾向にある。
それでも大学に行ったのだから、本来あるはずだったけど急遽休講になった授業の先生とすれ違った時には驚かれた。
そりゃそうだ。雪はひどいとこで膝まで積もっていたし、少なくとも冬用の靴が埋まるほどの雪が積もっていた。
家に帰って親が雪かきをしているのを見ると明らかに異常な天気だったことを実感させる光景だった。
北海道などの雪国では雪が降ってない時に雪かきをしてある程度降ってきたら撤収して雪がやむのを待つのだが降っているのに雪かきということはそれほど積もっているということだ。
しかしこれが冬の「ザラ」であるならば慣れればいいのだろうが、大雪が嫌な人から見たら北海道が嫌になるだろう。