私の好きな中華料理は担々麺だ。担々麵に限らず唐辛子系の辛い物が大好きだ。学食で担々麵が出た日には必ず食べている。しかし食べすぎだからか体に異常が生じてきた。
ある日、何気なく担々麵を頼む。しかしその日は見た目からやけに薄いように感じた。
そう思った私は会計後にラー油を多めにかけた。
そして食べてみると、なんときちんと辛いはずなのに辛さを感じない。
偶然だろうと思って帰宅時に売店で辛い食べ物を買って、家で一味をかけて食べてみると、まったく辛さを感じない。
いわゆる舌が麻痺したのだ。「いよいよ体に影響出てきたかな」と思っても
辛い物というものはタバコのように依存性がある。
初めて食べた時は「これめちゃ辛いやんもう食べとうないわぁ」と思っても、次の日には
「また食べとうなったわぁ」となってしまう。
そして気づけばそれを毎日食べている。
今の私はそのような状況に置かれているのだと思っている。
しかし苦手なものはきっぱり「苦手」と言える。
代表的なものを2つ挙げるならば1つ目は意外かもしれないが私はキムチが苦手である。
「キムチだって唐辛子系の辛い物じゃん」と思う人も少なくないと思う。
ではキムチの何が苦手かというと
キムチの白菜は塩漬けになっているためその塩漬けの味×唐辛子の辛さが私の口にはどうも合わない。
2つ目はグレープフルーツである。親曰く、グレープフルーツは苦手な子供が多いらしく、私もその一人である。
「グレープ」と言っているのに全然甘くないしむしろ渋い。薄皮をむいて食べても口には合わない。
しかしその渋みのせいで私は過去にこんな勘違いをしたことがある。
私が小中学生の頃は、給食に「ジューシーオレンジ」というものが出ていた。
それはとても人気がなく、残す人が多かった。でも私は給食を残したくないから我慢して食べた。しかし味は渋いだけ。渋いオレンジを牛乳で流していた。その時は「ジューシーオレンジは白いグレープフルーツだ!」言い張っていた。しかし大学の授業で河内晩柑が出てきて、その画像を見るとどうもジューシーオレンジにそっくりだと思って調べてみた。すると、ジューシーオレンジ=河内晩柑ということが判明したのだ。
私は何という勘違い。いや思い込みをしてしまっていたのか。では今まで「グレープフルーツ苦手」は
「河内晩柑苦手」ということなのかということを最後に食べてから4年後に知ったことは、未だに親に言っていない。
恥ずかしくて言えない。だからこのアメブロだけに言える。