今朝、関東から帰ってきました。

滞在中の関東はすでに桜が舞い散っていましたが、寒の戻りでとても寒かったです。

 

そして、今日から急に春らしくなってきましたね!!

我が家の3兄妹は明日から入学式3連続です!

 

小田原城の桜、お城と桜の相性最高ですね〜

 

ご入学、ご進級、の皆さまおめでとうございます!

 

こんにちは!
15歳、12歳、4歳、3人の子育て真っ只中、家を「好きな場所」と言えるママを増やしたい!
ライフオーガナイザー®︎小林美夏です。

 

今日は、この春休みの我が家の話を。

 

我が家の子供達の生い立ち

うちの子供たちは3人とも、マレーシアで生まれました。

昨年6月、日本に初めて住み始め、約10ヶ月経ちました。

  

世にいう、帰国子女ってやつです。

言葉はかっこいいけれど、日本に合わせて暮らすのに戸惑うことも多く、時々苦労しています。私も。。。

 

この3月、編入した小学校と中学校を卒業した上の子二人。

この10ヶ月はW受験も経験し、なかなかの戦いでした。

 

私にとっても17年ぶりの日本。

日本に初めて暮らす彼らが、

 

今までの経験や性格の特性を生かして生きていける様に

 

と必死でした。

二人はかなりタイプが違うので選ぶ学校も言語も違うんです。。。

 

ようやくこの先数年の準備が整い、落ち着いて外の景色を見られるようになりました。

トンネルの中にいる様な時期が続来ましたが一転、春休みは子供と一緒に旅をしました!

 

旅の目的

我が家は基本的にワンオペです。

今回の旅の時期も夫は長期出張中。

申し訳ない気持ちと、今を逃すわけにはいかない!って気持ちをせめぎ合わせつつ、

えいやーっと子供達3人と旅することに決めました。

 

そして、ワンオペでも行く!と決めた旅の目的は3つ!

  • 日本の良さを知る、好きになる
  • 記憶を繋げる
  • 人に会い過去と未来を確かめる
です。
 

どういうことかというとー、

 

日本の良さを知る、好きになる

子供達が今まで暮らしたのは、アメリカ、マレーシア、タイ。

その中でも東南アジアが殆どの期間を占めます。末娘はアメリカの時はまだ生まれてないー。

 

我々が住んだ東南アジアの国は、急速に発展しているものの、まだまだ整備されていないことも多くありました。

道路には物乞いがいたり、屋台にはチューチューいうものが走っていたり。ぎゃー。

誘拐もまれにあるので、子供だけで外歩きはできません。

 

普通にできない事が多くてびっくりします。

 

一方、家が大きかったり、人がおおらかでどこに行っても子供が優しくされます。

常夏のリゾートへ行き、たっぷりサービスを受けながらコバルトブルーの海を堪能することもできます。

驚く様な過ごしやすさや、のどかさがあります。

 

 それぞれ、あるものないものがあって、良いところ残念なところがあります。

 

どの国に住むかで全然文化も違い、

私達のような場所を選ばずして来た駐在帯同家族の立場では、

人によって国が合う合わないがあるなと思います。

 

それよって、

その国に暮らす幸福度はめちゃくちゃ変わってきます。

 

私は、その国の良さを見て、その国を好きになって暮らすと決めていました。

東南アジアは、もともと好きではあったのですが、住むとなると大変で、泣いた事も多々。

 

でもやっぱり楽しく過ごしたい!

 

その国が好き、という気持ちは支えになります。

 

そんな経緯もあり、今回日本へ来た子供達にも、まずは、

「日本の良さを知り、好きになってほしい。」

 

今はまだ、日本ならではのことを気にかけていますし、

あれもダメこれもダメなんじゃないか?なんて思っています。

ちょっと窮屈って思うこともある様です。

 

ですがそれは一面。光を当てる場所によって見え方は変わってくると思います。

 

日本ってこんなところが素敵、そこにまずはフォーカスする。

そこから、なぜ?って現状を考察する。

旅の中でそんな事を伝えたかったんです。

 

田舎から都会、風光明媚から華々しさと混沌。

色々な風景を、先入観持たず、ただ体験し、感じる。

私はただ、彼らを観察しながら過ごしました。

 

彼らの感想は、また綴ります。

 

記憶を繋げる

長男は、幼稚園年長と1年生の時アメリカに住んでいました。

次男は2、3歳。なかなか記憶に残し続けるのは難しい年齢。

でも忘れた訳じゃないんです。断片的な景色で残ってる。

4年ほど前、マレーシアからアメリカ旅をし、当時住んでいた場所へいき、人に会いました。

記憶をあの時繋げなければ、いずれ忘れてしまう!と思ったからでした。

あ、その時もワンオペ旅。もはやテーマです。

 

今回の旅でも、子供達それぞれが、色々な国で過ごした友達と再会しました。

 

引越しを続ける中、子供達の記憶は断片的になります。

あそこではこれ、ここではこれ。それらはなかなか交わりません。

次の国に行くと、前の国のことを共有している友達は日々の中からいなくなります。

けれど、今の彼らの価値観や人となりを作っているのは、今までの積み重ね。

確実に繋がっていると思うんです。

 

その時は慣れるのに必死で分からなくても、後から振り返ると、

あー、この記憶があるから、今こうなのね?ということが確認できます。

そしてそれは自分の核にきっとなる

 

振り返ることで今への繋がりを確信して強さにする。

 

日本の日々を積み重ねながらも、過去をしっかり持っておく。

ブレずにまた新しい場所で頑張る糧になるって思います。

 

人に会い過去と未来を確かめる

これは我が家にとっては、本当に大きなこと。

誰も知り合いのいない国に行き、出産し、子育てをした。

親も親戚も近くにいない。

いざという時もたくさんあった。

どうやって乗り越えて来たのか?

 

紛れもなく、周りの人に支えられて来ました

 

言葉も通じない国で右も左もわからなかったり、

右手と左手を子供に差し出しても、もう一人分がなんともならなかったり、

いろんなピンチにはあちこちから手を差し伸べてもらいました。

 

ワンオペワンオペって言っていますが、

そして本当に凹んで何もできなくなったこともありますが、

夫の不在を逆に楽しすぎる日々にしてくれたのは周りの友人。

 

同じ環境の中、助け合い、支え合い、知恵を出し合い、暮らして来ました。

今でも我が家が前向きでいられるのは人との出会いとお付き合いです。

 

手を差し伸べあったこと、時に助けを乞うたこと、そして助けられたこと、

今までの環境の支えられてきたことを、これからの自信と行動力に変えて欲しいと思っています。

 

いける時にいっておく

これまで、引っ越しって毎回、

ある日突然決まる、という感じでした。

「○ヶ月後に〇〇(次の引越し先)ね」という感じでカウントダウンが始まります。

 

子供が小さいから、

そんなことしてる場合じゃないから、

次のことがあるから、

 

普段こんな気持ちで過ごし

様々な理由で心残りを残したまま次の場所へ移動

という悔しい経験や後悔も何度も経験しました。

 

先日海外で出会った友人達と話していた時にも

「できる事はできるうちにやっておく」

という話になりました。

 

3兄妹とも学校が新しくなり部活や宿題がない切り替え時期の春休み。

ここを逃したら、GWも夏も同じことはできないんじゃないかと思いました。

その先だっていつまで兄妹みんな一緒に暮らしているのかわからない!

 

夫は仕事なので、申し訳ないかなーって思いましたが、ここを逃したら行けない気がしました。

夫は出張で貯めたマイルを惜しみなく使い私たちにチケットを用意してくれました。そういうとこ、すごいなといつも思います。

 

いざ出発!

母はそんな目標を胸に、子供達は初めてみる景色に胸を躍らせながら、

いざ出発です。

 

 

それぞれの旅先紹介はまた続きで!

 お読みいただきありがとうございました!