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高知FD5連勝ならず

20日、佐世保球場などで3試合を行った。4位の高知FDは首位の長崎Stと対戦。五回まで2―1とリードしたが、中盤以降長崎の長打攻勢に屈し、4―6と逆転負け。5連勝はならなかった。長崎の前期優勝マジックは2になった。


 FDは初回、四球と梶田の二塁打で1死二、三塁からカラバイヨの内野ゴロで先制。1―1の五回には今中(高知中央高出)、大西の二塁打で勝ち越した。


 先発の山中(伊野商高出)は5回を3安打1失点と好投したが、2番手ジョンが長崎打線につかまる。2死後、3連打で追い付かれ、さらに根鈴に3点本塁打を打たれた。FDは八回、大西の二塁打などで1点差に追い上げたが、その裏、末次のソロ本塁打で突き放された。



■長崎―高知8回戦(20日・長崎6勝2敗、13時、佐世保、572人)
 [勝]村越12試合2勝2敗
 [S]石田12試合1勝1敗1S
 [敗]ジョン2試合1敗
 ▽本塁打 末次8号①、9号①、根鈴7号③(以上長)
 ▽二塁打 梶田、今中、大西2▽犠打 西本、水口、松井▽盗塁 山伸▽失策 水口、末次▽与死球 藤岡(大西)村越(西本)武田(根鈴)
 ▽試合時間 2時間45分



高知新聞

高知FD 初の4連勝

19日、サーパススタジアムなどで3試合を行った。5位の高知FDは2位の香川OGと対戦。FDは打撃陣が好調。序盤から着々と加点し、7―2で快勝。今季初の4連勝で4位に浮上。首位長崎Stは最下位徳島ISに3―7で逆転負けしたが、前期優勝マジックは一つ減り3になった。


 FDは初回、梶田のソロ本塁打で先制し、二回には山伸の適時打で1点を追加。四回以降も古卿の犠飛、中村の適時打など打線がつながり、計5点を加えた。先発野原は五回まで毎回奪三振と好投し、7回を2安打無失点。八回以降は武田(伊野商高出)、ジョンの継投で、香川の反撃を2点に抑えた。



香川―高知8回戦(19日・香川5勝3敗、18時、サーパススタジアム、950人)
 [勝]野原18試合7勝6敗
 [敗]高尾10試合4勝4敗
 ▽本塁打 梶田1号①(高)
 ▽二塁打 カラバイヨ、古卿、飯田▽犠打 中平、飯田▽犠飛 古卿、吉森▽盗塁 梶田2、笠井▽失策 西本、志佐▽ボーク ジョン2
 ▽試合時間 3時間6分



高知新聞

高知FDきょうから敵地3連戦

 前節、徳島ISに3連勝した高知FDは19日から香川OG、長崎St、愛媛MPと各1試合ずつの3連戦。投手陣の調子が上向きで、抑えの伊代野につなぐ勝ちパターンを確立して、後期に勢いを付けたい。


 前節は先発陣が奮闘。吉川が8回無失点。野原と山中(伊野商高出)はともに7回1失点とゲームをつくった。抑えは合流したばかりの伊代野が3連投し3セーブと、いい形ができつつある。


 前節、攻撃面で活躍したのは新人の今中(高知中央高出)。接戦だった第1戦と2戦で決勝点となる適時打を放った。足の故障で戦列を離れていた梶田も前節から復帰。打線のつながりが出てきた。


 今節の3連戦はすべて長距離移動が伴うアウェー。車中泊もある強行日程だが、集中力で乗り切り、連勝を伸ばしたい。


ジョン投手FDと契約

 高知FDは18日までに、トライアウトで合格したジョン・デギ投手と正式契約したと発表した。背番号は22。


 ジョン投手は180㌢、80㌔の右投げ左打ち。韓国大邱広域市出身の20歳。同国の江陵嶺東専門学校を経て今年、関西独立リーグの紀州レンジャーズに入団。抑えとして登板していたが今月上旬に退団した。


 サイドスローの軟投タイプで、17日のオリックス2軍戦では、打者3人に投げて無安打だった。打者のひざ元に落ちる変化球が武器になりそう。定岡監督は「制球力に問題はなく、先発陣の一角に食い込んでもらいたい」と期待している。



高知新聞