FD交流戦で8-2快勝
25日、各地で3試合を行った。高知球場での交流戦で三重と戦った高知FDは、七回に長短4安打を集めて6点を挙げ勝ち越し、8―2の快勝。年間勝率2位を決めた。
FDは1点を追う二回、ヒットの村上が盗塁した1死二塁、大谷の適時打で追い付いた。三回は梶田のタイムリーで勝ち越したが、六回に失策絡みで2―2とされた。七回、大谷の三塁打に四死球で無死満塁と攻め、西本が2点適時打。さらに龍央の3点適時二塁打などで計6点を奪った。先発山隈は三重打線を3安打2失点に抑え、完投で5勝目を挙げた。
香川OG―長崎Stは、序盤からリードした香川が5―1で勝利。先発高尾はハーラートップの15勝目。愛媛MP―徳島ISは、愛媛が西村の13号本塁打などで加点し、7―3で勝った。
高知―三重5回戦(25日・高知3勝2敗、14時、高知、428人)
[勝]山隈23試合5勝7敗3S
[敗]大島28試合3勝5敗5S
▽三塁打 大谷▽二塁打 近藤、龍央▽犠打 近藤、宮田▽盗塁 奥脇、西本、梶田、村上、大野
▽失策 計倉、西本2、村上、大谷▽与死球 石原2(飯田、龍央)大島(大野)
▽試合時間 2時間45分
信頼感つかんだ勝利
FDが年間勝率2位を決めた。三重を相手に8―2。最終的に点差はついたが、守りは4失策、打線も六回まで三重投手陣を捕らえきれなかった。それでも大崩れしなかったところに、底力を感じさせた。
この日、高知球場は時折、強風が吹いた。風に流される打球を見て、先発の山隈は「フライよりゴロを打たせようと、低めの球を心掛けた」。
しかし、ここまで堅守を見せていた村上―西本の三遊間に失策が続く。失点にもつながったが、山隈は乱れなかった。
山隈は「今までお釣りが来るぐらいファインプレーをしてもらっている」と自分の投球に集中。2―2の七回も先頭打者が失策で出たが、次打者のエンドランを冷静に外して三振併殺で切り抜けた。
そしてその裏の攻撃、大谷の三塁打を足掛かりに四死球で無死満塁。「ボールが見えている」と言う1番西本の打球は右翼線に抜け、勝ち越し。4番龍央にも3点適時二塁打が出て一気に試合を決めた。
後期は投手、野手とも故障者が続出。それでも何とか年間勝率2位を死守した。苦しい時期をしのげたのは、ナインの間にはぐくまれたきずなだろう。西本は「信頼感」を強調した。3勝すれば年間総合優勝を果たせるチャンピオンシップでも、全力で王者香川に立ち向かっていきたい。
[高知新聞 ]
イニングの合間に 審判さんのドリンクタイム
→ おぃおぃ ビールじゃねーし![]()
味方のミスに足を引っぱられながらも粘りのピッチングで勝利に導いてくれたシゲ
「今までお釣りが来るぐらいファインプレーをしてもらっている」 この言葉が泣かせるわ
体調が悪かったとは思えないくらい満面笑顔のいーちゃん
FD 徳島に7―2
24日、高知球場などで2試合を行った。高知FDは徳島と対戦し、7―2で快勝した。首位香川OGと2位愛媛MPの戦いは8―0で香川が勝ち、後期優勝マジックを1に減らした。25日の試合で香川が勝つか、愛媛が負ければ、香川の前後期連続優勝が決まる。
FDは三回、四球や西本のヒットでつくった2死二、三塁から、梶田の内野ゴロが失策を誘い2点先制。四回は2死一、二塁から飯田の適時打、西本の三塁打、流の適時内野安打など長短4安打で4点を奪い、徳島を引き離した。
先発山崎は七回まで被安打4、無失点に封じる好投。2番手山中も徳島の反撃を2点に抑えて逃げ切った。山崎は今季6勝目。
香川―愛媛は、香川が大原のソロ本塁打などで加点し大勝。先発前川は6四死球を出したものの無安打無得点を達成し13勝目を挙げた。ILのノーヒットノーランは06年6月3日の高知―香川戦で、高知の高梨篤投手が達成して以来2人目。
高知―徳島8回戦(24日・3勝3敗2分け、14時、高知、296人)
[勝]山崎14試合6勝4敗
[敗]大川28試合12勝4敗1S
▽三塁打 西本▽二塁打 龍央▽犠打 流、宮元▽盗塁 関口、西本、流2▽失策 斎藤、白川大▽捕逸 菊永▽与死球 大川(大野)山崎(山村)
▽試合時間 2時間41分
FD「いつも通り」
リーグチャンピオンシップ(CS)出場への道を残す「年間勝率2位」争いも佳境。勝った方が「2位」に近づくFDと徳島の一戦は、常に先手を取ったFDが大きな1勝を手にした。
前期は12連勝するなど好調だったFDだが、後期は故障者続出で黒星先行。一方の徳島は終盤調子を上げ、ここまで8連勝。徳島ナインは「この試合に懸けてます」と闘志満々でゲームに挑んできた。
しかし、そんな意気上がる徳島打線に20歳の新人山崎が立ちはだかった。最速141㌔の直球と切れのいい変化球をテンポ良く投げ込み、徳島打線を4安打に封じ込めた。絶対に負けられない大一番。重圧が掛かってもおかしくないが、山崎は「無駄な四死球を出さないように気を配った」と冷静に投げた。
守りでリズムができれば打線も乗る。三回、失策で2点先制すると、四回は長短4安打を集め一挙4点、試合を決めた。この回、先頭打者ヒットの村上は「自分が出て好機を作ろうと思った」。三塁打で走者2人をかえした1番西本は「(バットに)当てれば何とかなる」と食らいついた。
力みから満足なゲームができなかった徳島に対し、FDナインは攻守とも役目をきっちりこなした。主将の龍央は「自分たちがここまでやってきたことを出せば勝てると思っていた」。
年間勝率2位にはあと1勝。25日からは三重と連戦。FDらしい「いつも通り」の野球で勝利を目指す。
[高知新聞 ]
FD 愛媛に4-6
23日、高知球場などで2試合を行った。高知FDは2位の愛媛MPと対戦。終盤に勝ち越し点を奪われ、4―6で敗れた。首位香川OGと大阪の交流戦は雨天中止となったため、香川の後期優勝マジックは3のまま変わらない。
FDは初回、先発の武田が1四球と3安打で2失点、さらに暴投で1点を失い0―3とリードされた。その裏、梶田の犠飛で1点をかえしたが、二回にも失策絡みで1点を奪われた。
FDの反撃は三回、四球と西本、流のヒットが続き1点を返し、さらに2死二、三塁から村上の2点適時打で4―4に追いついた。しかし、八回、2死二塁から3番手の山隈が3四死球とヒットで2点を失い、愛媛に決勝点を許した。
長崎St―徳島ISは、序盤から着々と加点した徳島が5―2で勝った。先発光安は6勝目を挙げた。
高知―愛媛8回戦(23日・愛媛5勝3敗、14時、高知、631人)
[勝]岸36試合5勝9敗1S
[S]徳田16試合5S
[敗]浜田22試合1勝1敗
▽二塁打 古卿、龍央▽犠打 秋山2、流、梶田、大谷▽犠飛 梶田▽盗塁 金城、西本、梶田、大野▽失策 西本▽暴投 浜田、赤嶺▽与死球 赤嶺(大野)森(大野)山隈(金城)
▽試合時間 3時間25分
光った新人浜田の好投
年間勝率2位が懸かるホーム4連戦だが、FDは初戦を落とした。初回に3失点の「負けゲーム」から一時は同点に持ち込んだだけに、何とも悔しい黒星だ。ただ、新人浜田(須崎工高出)の好投は光った。
FDは左右のエース、吉川、野原を故障で欠き、6人の投手でやりくりしている。この日は中継ぎ役の武田が先発したが、初回にヒット3本と四球で2点を失い、無死一、三塁から浜田が急きょ登板した。
いきなりのマウンドだったが、物おじしないことが浜田の武器。切れのある直球とチェンジアップやカーブで、愛媛打線を手玉に取る。七回までに許したヒットは内野安打2本だけ。バックネット裏から見守る先輩の吉川も「いい球が来てました」とうなずく最高のピッチングだった。
浜田の好投にチームも応えた。三回にヒット3本で4―4に。そして同点のまま迎えた八回、2死から、元FDの古卿に左中間二塁打を許した。ここで山隈がリリーフしたが、3四死球とヒットで2失点。早めの継投が裏目となり、定岡監督も「先走り過ぎた」と采配(さいはい)ミスを認めた。
佐伯投手コーチは「頭数が少ない時によく投げた」と浜田の成長を認めたが、ここまで先発登板が1試合しかない高卒新人が、十分な信頼を得ていなかったことも確かだ。残り3試合。定岡監督は「また浜田の力を借りる時があるはず」。土壇場で勝ち取った信頼感を次に生かしたい。
[高知新聞 ]
3回裏 宙さんの送りバント成功を久しぶりに見た気がする・・・
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4回裏 西本盗塁失敗
セーフやと思ってんけどなぁ~ ブツブツブツ
この日はバッティングでも空気の読めないキミさんにやられた・・・
6回裏 大野 本日2回目の死球 チーンΩ\ζ゜)






























