人工知能をAI(artificial intelligence)と称して久しい。

ニュースサイトでちらちら目にする記事。アーティストが

AIを利用して作品を創造し、なんならコンテストなんぞに

出品され、賞を獲っているそうな。

 

問題はここから先で。要はその他大勢が自ら筆を執り

描いて出品しているのにAIを使って拵えた作品を出品、

オマケに賞まで獲りやがって何事か?!けしからんと言う人達がいるようだ。

 

でも言わなきゃ、ヒトが描いたのか、AIが描いたのか

わからん訳ですよ。言わなきゃ何をしても良いのか??

盗作でなきゃいいんじゃないか。あくまでオリジナルの

創造物ですから。

 

結局、プロセスの問題なわけです。鉛筆で描くか

クレヨンで描くか、筆を用いて絵の具で描くか…画用紙に描くか

壁画にするか…違うかな??

 

賞獲り争いになれば、利権が絡んできますからイレギュラーな

要素に対してはAI云々以前に何だかんだ言われるでしょう。

しかし、一般的な鑑賞する立場から言えば

パッと見、良いと感じたらそれで良いのではないか。

 

それこそ、伝統も歴史も鑑みず、素人が作った物だろうと

犯罪者が作った物だろうと、盗作だろうと贋作だろうと

専門家なるヒトが「これはクソだ」と称した作品であろうと

あなたが見て良いと思った、そこに全てが有る事が

真実ではなかろうか。真実に近づきたいものである。