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最初で最後の共同作業

5年から入塾の予定が妻の強権発動により4年秋からサピックスに通い始めた娘をフォローする、自身も中学受験経験者の父親による備忘録的ブログです。

「今週は4年の総復習をきっちりやっておくように」と保護者会で言われたらしいですが、秋から入室した娘には、ここまで約5ヶ月の宿題に追われた生活が一段落して、つかの間の小休止となっています。

今日は青山の伝統工芸品を見に行きました。保護者会で「伝統工芸品はなかなかイメージが湧かないので是非見に行って下さい」とのことだったので足を運びましたが、メモ帳片手に熱心に見学している少年も何人かいたりして、さながらサピックス(他塾の生徒かもしれませんが)の郊外学習のようでした。


保護者会では、もうひとつ強調されていたことがあり、それは「4月から夏までに差がつく、ここでついて来れないととかなりきつい」との事でしたが、それはその通りでしょう。先行型が徐々に脱落者が出始め、出遅れ組が徐々に上がりはじめるのが5年の夏辺りと認識しています。

娘の入室は4年秋でしたが、その前から3年次には市販の教材、4年前半には予習シリーズを使った自宅学習をしていたので先行型に属するでしょう。

サピックスに入室してからの偏差値は60±3で、小規模校のαとその下のクラスを行ったり来たりしていますが、このまま済むとは思っていません。
というのも、娘は算数の大問1,2の間違いがとても多いからです。過去最高(といっても、まだわずか4回のテストですが)の偏差値63を出したときは大問1,2は全問正解でしたが、あとの3回は1~4問間違えており、ここでのミスが4科目偏差値に直結してるのです。

この先難易度が上がるにつれ、地頭の良い子に並ぶ間もなく抜かされるだろうし、それに加えケアレスミス連発していては、少なくとも平均偏差値は5は落ちるでしょう。

他の3科目は波がなく、ある程度計算できるので、算数のケアレスミス撲滅が今後の課題です。











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東京・神奈川の6年生は今日からいよいよ本格スタートですね。

7時過ぎに電車に乗ったのですが受験生らしき親子をちらほらみかけました。

かくいう私も二十数年前に1日から4日まであちこち転戦しました。

当時の記憶は断片的にしか残っていませんが、本命だった1日校は終わった瞬間「落ちた!」と確信したことは今でも覚えています。

合格圏内にいて、塾でも有望視されていただけに、親はさぞかし無念だったと思いますが、当の本人は「早く終わってほしい」という思いの方が強かったです。

というのも、私は模試や四谷大塚のテストで成績が悪いとヒステリックに怒る母にいかに怒られないで過ごすかというのを最重要課題としており、6年夏頃に1日校の合格圏内に突入した辺りで母が穏やかになっていく様を見て満足していたのです。

しかし、事件は2日の夜に起きました。

1日校の不合格の知らせを受けての夕食時に、一本の電話が。塾の友達からでした。

私より成績が下で合格は厳しいと言われていた塾の友達からでした。

「俺、○○受かったよ。」

私は、「お~、良かったじゃん。俺はダメだったよ」

もちろん悔しさもありましたが、彼が1日校を熱望していたのはよく分かっていたのでその時は心から言いました。



時は流れて4月。

入学式を終え、しばらくしてクラスで入学式の写真が配布されました。

その時、ふと電話の件を思い出し、無性に悔しさが込み上げてきました。

何で俺がこの学校で、あいつは○○なんだ!

私は帰りの電車で入学式の集合写真をビリビリに破り捨てました。

絶対見返してやる!!!

しかし、見返すことはありませんでした。

なぜなら、その後の6年間それはそれは楽しいものでその時の悔しさなんてすっかり忘れてしまったからです。

ちなみに、電話をかけてきた彼とは今でも友達で、家族ぐるみで仲良くやっています。




そんな中学受験でしたが、今では、母が父親の反対を押しきって中学受験を断行し、私に合う塾や中学を調べてくれて、それに見合う学力にまで押し上げてくれことに感謝しています。

小学校の友達とは、一切交流がありませんが(色々あって小学校が好きではありませんでした)中高時代はもちろん、中学受験の塾の友達とは今でも交流がありますから。友達は最高の財産ですよ。


今日受験を迎えた親御さんもさぞかし激しいバトルを繰り広げたことでしょう。しかし、それが真に我が子を思う気持ちからであれば、お子さんはいつかわかってくれるはずです。


中学受験生と親御さんに栄光あれ!!!




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復習テストが終わり、いよいよ来週からは5年の授業が始まりますねニコニコ

さて、サピックスに入るまでの話をしようと思います。

3年まではそろばんと市販の教材を使っていました。

4年の間は予習シリーズを利用した自宅学習を中心として、冬季講習と春期講習のみ塾に行き、5年からの入塾先(するしないも含めて)は本人に決めてもらうという計画でした。

これは、当時習い事2つ通っていてさらに通塾となると、友達と遊ぶ時間が完全になくなってしまうため、との思いからでした。

算数…予習シリーズ+演習問題集の応用以外
それ以外…予習シリーズを読んで解らないところを説明する
といった算数以外は非常に薄っぺらい勉強でしたが、組分けテストでは、平均偏差値60位とまずまずの成績でした(娘にとっては)。

ここから先は長くなりそうなのでまた別の機会に書こうと思います。



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