倫理学者や哲学者はいつも
『人間の目的は何か?』みたいな議論をしていますが、
科学的に見れば答えはひとつです。それは、


なるべく優秀な子供をたくさん産んで、子孫を繁栄させること


です。
これ以外はありません。


カマキリのオスは交尾の後、メスに食べられてしまいます。
自分を栄養源として、メスに丈夫な子をたくさん産んでもらいたいからです。


では、人間のオスはなぜ食べられないのでしょうか?
その理由は2つあります。
1つ目は、カマキリと比べると、人間は極端に受精率が低いということです。
カマキリのように『一発ツモ』というのは、ほとんどありえません。


そして2つ目は、人間の赤ちゃんはとても弱いので、
生まれた後も親の面倒見が必要だからです。
カマキリの赤ちゃんのように、すぐに一人で獲物を捕らえることができないからです。


さて、そうなると
子供が成人した後も、なぜ親は死なないのか?』
という疑問が沸いてきます。


しかし、これに関しても答えは明白です。
それは『孫に投資をするため』です。
『子孫の繁栄』という観点から考えると、孫に投資をして、より良い教育や食物
を与えた方が、自分の遺伝子が繁栄する確率が高くなります。


実際に多くの、おじいちゃんおばあちゃんは、孫にお小遣いをあげて
その喜ぶ顔を見ることを唯一の生きがいとしています。


いくら自分の子供が成功者になったとしても、
孫の代までそれが受け継がれなければ何の意味もありません。
つまり、孫を見守ったりサポートしたりする必要があるということなんです。


人として生まれてきた以上、すべての行動や思考は遺伝子に操られており、
決してこの命令には逆らうことはできません。


今回は、恋愛学とはあまり関係のない話も交じってしまいましたが、
長年恋愛を研究していると、どうしてもこういうところまできてしまうのです(汗)


堅苦しいこと書いてますが、
僕は目に映る物以外は信じないという科学バカではありませんので、
安心?してください。



カマキリのメスがオスを食べる画像↓↓↓
(大きい方がメスです)