気がついたらパワプロで本気を出していた
相手は野球ゲームが不得手な増田と言う男
彼は2日しかない盆休みを利用しての上京で
本来ならもてなされる側の人間だ
思えば、横浜ファンである私が
迷うことなく中日を選んだ所から
意識はどっかに飛んでいたような気がする
いや、意識はあった
そして、知っている
その時、私に足りていなかったもの
というよりも、それは失われてしまったものなのかもしれない
というよりも、それは元からなかったものなのかもしれない
相手投手の失投を見逃すことなく
タイロン・ウッズの打球はぐんぐんのび
レフトスタンドに吸い込まれていった
パワプロとは実況パワフルプロ野球のことである