【少子化対策】もはや草食化から絶食化へ | 公明党 川原のぶあきオフィシャルブログ

【少子化対策】もはや草食化から絶食化へ

こんにちは!!暮らしのレスキュー隊長 川原のぶあきでございます。

いよいよ12月に突入致しました。
何処となく気忙しい毎日ですが本年のラストスパート
をしっかり切れるようがんばります!!

さて、1日(火)特別区議会議員講演会に出席するため、
飯田橋にある東京区政会館に行って参りました。









演題は

「少子化対策の可能性―若者への支援をめぐって」

講師は

”パラサイト・シングル””婚活”の名付け親で
ある中央大学文学部教授の山田昌弘氏です。










 私もかつて氏の著書を読んで、一般質問
で「婚活事業」の提案をしたことがございます。


今回の講演でも、少子化の背景には未婚化があり、
未婚化の現状と打開策について氏の考察を伺いました。



 氏は、少子化でこれまでなかなか語られなかった
ことに日本人の男女交際が既に


”草食化” → ”絶食化” (なんてことだ~)

してきていると指摘しています。

恋愛に関するアンケート調査結果には

・異性との交際が面倒くさい(特に男性に多い)
・他に楽しいことがある
・結婚しない相手なら時間の無駄(女性に多い)

ものがあります。

ここが欧米諸国との違いで、欧米では、結婚は少なく
とも男女交際は非常に活発であるとのことでした。



では、なぜ我が国の男女がこうなってしまったのか?


氏は、その背景が次の3つであると指摘しています。

①経済的な不安

②出会いの減少

③恋愛へのあこがれ消失


 そして、少子化・未婚化を食い止めるには
これら3つの指摘をすべて反転させてる支援
を行うことであると提唱しますが、課題は
非常に多いとのこと。


 バブル崩壊後、25年間以上も日本はこうした
少子化・未婚化に対して有効な政策を打ってこな
かったツケが今になって出てきていると感じます。


 若い人たちが、安心して結婚し、子どもを産み
安心して育てていけるような社会環境を整備する
ために、大胆な政策展開が必要であると感じました。
 
 私も自身のライフワークとして、しっかりと取り組ん
で行く決意を新たに致しました。