【’26決算特別委員会】私の総括質疑 | 公明党 川原のぶあきオフィシャルブログ

【’26決算特別委員会】私の総括質疑

こんばんは!!暮らしのレスキュー隊長 川原のぶあきです。


今週14日(月)から来週24日(木)までの6日間、
平成26年度各会計決算の認定審査が行われます。


午前10時から午後5時まで本会議場でみっちり審査
が続いていますが、事業の適正な執行、区民福祉向上
のため全力で取り組んでおります。


初日、2日目の途中まで、一般会計に対する総括質疑が
行われました。


私たちの会派からは関けんいち幹事長が主な総括質疑を
行いました。
関けんいちブログこちらをクリック

また、私の方からは、以下の2点について総括質疑
を行いました。


1点目は、

「デフレからインフレへと転換期を迎える時期の
行財政運営について」
区の見解を聞きました。

平成26年度は、景気回復により特別区税の大幅増や、
旧大橋図書館跡地の売却が予定価格より大幅に増となる

などメリットもありましたが、一方で東山小学校改修工事
の3回の入札不調による大幅な工事費増
など物価上昇に
伴うデメリットもありました。


こういう時の行財政運営は非常に難しいと思います。
判断をひとつ間違えば、また財政難にも陥りかねない
と思います。

そうした認識を区はもっているのか、区民の皆さん
が納めて頂いた貴重な税金を無駄にしないよう、
フレキシブルな行財運営を実施するよう問い質しました。




2点目は

「事務事業の見える化について」区の見解を聞きました










上記の写真は、平成26年度の「主要な施策の成果等
報告書」です。


この厚い冊子には、事務事業の名称と予算額、
決算額、不用額(あまった予算)などの数字と文字
しか書かれていません。


正直言って、この冊子と睨めっこしていても何を質疑して
いいかさっぱりわからないと思います。


私も議員一年目の決算認定審査には、先輩議員に
教えてもらいながら、やっとの思いで質疑をしたこと
を覚えています。


そこで、私たちの会派では、これまでも一般質問等、
さまざまな機会を通じて複式簿記・発生主義による
新たな公会計制度の導入や行政評価方式の導入など
を提案して参りました。


その結実として緊急財政対策に係る事務事業の見直し
の検証を行うにあたり、初めて行政評価方式を取り入れ
「事務事業検証シート」が作成されました(下記、写真参照)


















これには、事業目的、目標、複数年にわたる決算額の推移
や、取り組み状況、課題などが、全て網羅されています。


これを活用して毎年度の決算認定時に作成し、公表
されれば、決算認定にも役立つと思い、区の見解を
聞きました。


しかし、このようなシート作りは、手間がかかるので
行政はあまりいい顔をしません。
また、今後予定されている公会計の総務省統一モデル
との連携などがうまくいくか課題があるとのこと。


ですが、人口減少社会に突入した我が国自治体に
おいては、限られた財源をより効率よく活用しながら、
なおかつ住民福祉の向上に努めていくためには
こうした行財政運営の見える化は絶対に必要であると
私は思います。


今後とも行政評価方式を導入した行財政運営の見える化に
全力で取り組んで参ります
!!