【平和安全法制と首相談話】佐藤優氏の記事を紹介します!! | 公明党 川原のぶあきオフィシャルブログ

【平和安全法制と首相談話】佐藤優氏の記事を紹介します!!

こんにちは!!暮らしのレスキュー隊長 川原のぶあきです。

8月も残りわずかとなりました。先日までの残暑はどこへ
いってしまったのか?ここ数日、涼しい日々が続いています。
皆さん、体調管理には十分、お気をつけ下さい。

さて最近、街頭演説の際やお祭りなどで区民とお話する
と平和安全法制に関して、公明党に対してのお叱りや
厳しいご意見を頂戴することがあります。


その都度、誠実に対応させて頂きながら、時間があるときは
公明党の見解や公明新聞に掲載された識者の声をもとに
一部野党やマスコミが言っている「戦争法案」などにまったく
当たらないことをお話しさせて頂いております。



一部新聞の見出しには、あいかわらず首相、防衛大臣の
答弁のいち部分を切り取って
あたかも日本が地球のどこに
でも行って戦争ができる国になったかのような誤解
を招きかね
ない記事が踊っています。



このような見出しを見れば誰だって

戦争法案だ
徴兵制復活する

勘違いするのも無理はないと感じます。


ところで、この平和安全法制と、戦後70年の安倍首相談話
に関する公明党が果たした役割について、面白い表現をして
いる記事を見つけましたのでご紹介させて頂きます。










8月29日付の週刊東洋経済に作家で元外務省主任分析官の
佐藤優氏が連載をされていますが、その記事の中で



(以下、記事より引用)

 8月14日、閣議決定を経て戦後70年談話を安倍晋三
首相が発表した。安倍首相は、本音では、こんな内容の談話
を出したくなかったはずだ。安倍首相は当初、戦後50年
に際しての村山談話を克服する目的で談話を出すつもり
だった。


 ここで障害になったのが公明党だ。公明党は支持母体の
創価学会の平和主義の影響を強く受け、安倍政権が
歴史修正主義に舵を切ることを本気で止めようとした。
一時、閣議決定を経ない「総理の談話」という形で、
安倍氏の思いの丈を述べた私的談話を発表するという
動きもあったが、公明党が閣議決定を強く求めた
ため立ち消えになった。


 結局、「我が国は、さきの大戦における行いについて、
繰り返し、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明
してきました」という「歴代内閣の立場は、今後も、揺る
ぎないものであります」と安倍首相は明示的に確認する
ことを余儀なくされた。


そして佐藤優氏は、この事実をもって、「今回の談話が発表
されたことで公明党が議席数で占めているよりもはるかに
大きな影響力を持っていることが可視化された」
と分析
している。


また、平和安保法制についても、以下のように語っています。

(以下、記事より引用)

 安保法制についても、本音では安倍首相や外務省は自衛隊
を米国の要請に応じて地球の裏側であっても派遣する枠組み
を作りたい。これに対して公明党が、自国防衛以外の場合、
自衛隊の派遣を行わせないような歯止めをかけようとさまざま
条件をつけた。


佐藤優氏は、今回の安保法制をギリシャ神話に出てくる
ライオン頭と山羊(やぎ)の胴体に毒蛇の尻尾を持つ怪物
「キメイラ」のようだと表現しています。






(キメイラのイメージ図)





ギリシャ神話の怪物を例えにするのは、いかにも佐藤優氏
らしいユニークな表現だと思いますが、いずれにしても今回の
平和安全法制が戦争法案というレッテルには、まったく当ては
まらないこと。そして、公明党がしっかりと歯止めをかけて、
あくまで自国防衛・専守防衛ということが堅持されていること
を佐藤優氏が表現しているのだと思いますので、このブログで
紹介をさせて頂きました。



皆さんもご興味があればぜひ、東洋経済をご一読下さい。