修正動議に反対した理由その2、区民をたぶらかすのは止めましょう!! | 公明党 川原のぶあきオフィシャルブログ

修正動議に反対した理由その2、区民をたぶらかすのは止めましょう!!

こんばんは!!暮らしのレスキュー隊長 川原のぶあきです。

3月も今日が最終日。

年度末を迎え、人事異動などもあり、今夜はお別れ会や
お疲れさま会など、開催されているところも多いと思います。

皆さま、本当にお疲れ様でした。
どうか今日一日、英気を養い、明日からの新年度をお迎え下さい。


さて、先日からシリーズでお伝えしている共産党目黒区議団ら
が提出した平成27年度一般会計予算に関する修正動議に反対
した理由について今夜も少し述べたいと思います。


私は、このブログで改選を控えたこの時期に、このような動議
を提案すること自体、パフォーマンスであると断言しました。



そのことを裏付けるものとして、
実は、JR跡地の売却については、平成26年度一般会計予算に
土地売却収入として約24億円余が計上されていました。

ところがスケジュールの関係で平成27年度にずれ込んでしまったのです。
(下記、スケジュール表を参照して下さい)













ちなみに去る3月2日に開催された企画総務委員会の補正予算審査にて
平成26年度一般会計補正予算(第3号)で減額補正されています。


しかし、不思議なことに彼らは昨年の予算特別委員会では、
今回のような修正動議は出していません。

(議事録を確認して頂ければ明白です)


そもそもJR跡地売却が反対であれば、今回同様に修正動議を
出す必要があったのではないでしょうか?

私は、とても矛盾していると感じます。

ですから、何度でも言いますがパフォーマンスだと断言します。



JR跡地は、確かに都・区が公営住宅建設を目的に
20年前に購入致しました。









当然、区有財産ですから区民の財産でもあります。

区の方でも簡単に売却という結論になったと、私は思いません。

この売却に至るまでには、20年歳月を費やしたことが
簡単でなかったことを物語っていると思います。


しかし、長い歳月の中で
近隣住民との調整困難
当初の購入目的であった公営住宅を他で確保できたこと
東京都の財政状況の変化
目黒区の財政状況の変化
など・・・

そうした中で、地域住民との懇談協議会で調整を重ね東京都とも
協議を重ね、ようやく公募プロポザール方式で事業者を募ること
になったのです。

私たち会派は、売却取り止めによるリスク(都からのペナルティ)について彼らに問い質しましたが、彼らはまったく私たちの質疑に答えず、売却せずの一点張りでした。


それに、これまで何十年もかかった近隣住民との調整が、
彼らの言うように保育所や特養ホームであれば、すぐにでも
建設できるとは現実的に考えにくいこと。

また、JR跡地は傾斜地(法面)で有効面積は実際の敷地面積より小さくなること。

私たちは、JR跡地に固執するのではなく、例えば売却した資金
をもとに他の土地で保育所や特養ホームを建設した方がより
現実的だと考えました。


彼らは、例によって、私たちに反対され、JR跡地が売却
され保育所、特養ホームなどの整備ができなかったと
喧伝するでしよう。



しかし、私たち公明党は、これまでも区民にとって最善と
思われる現実的な施策を実現できるよう努力してきました。
そして、これからもベストを尽くすことをお誓い致します。



非現実的でありながら、耳触りの良い言葉で、区民をたぶらかすのはもう止めて下さい!!