【平成27年第1回定例会】関けんいち幹事長の代表質問 | 公明党 川原のぶあきオフィシャルブログ

【平成27年第1回定例会】関けんいち幹事長の代表質問

こんにちは!!暮らしのレスキュー隊長 川原のぶあきです。


昨日より目黒区議会も第1回定例会がスタートしました。
会期は3月23日までの33日間となります。


昨日は、青木英二目黒区長より所信表明が行われ、それを受けて
各議会会派の代表より代表質問が行われました。


私たち、公明党区議団からは関けんいち幹事長が登壇しました。












関けんいち幹事長の代表質問の要旨は以下の通りとなります。

【代表質問】

1.地方創生について

(1)「地方創生」について、区長の捉えている見解を伺う。

(2)目黒区の資源は何があると考えているのか、所見を伺う。

(3)区の基本構想に掲げる「ともにつくる みどり豊かな 人間のまち」の
   姿が最終的に「人が輝く社会」に結びつかないといけないと考える。
   接する区民からは保育所が足りない、家賃が高く住みにくい、特養
   待機者が多すぎる等々、政策を一生懸命進めていたとしても、不満
   を口にする方は多いと感じる。区民のお一人お一人が生きがいを感じ、
   活き活きと暮らし続けていける社会に変化していることを区民の
   皆様に実感を持っていただかなければ、このまちに住んで良かったと
   思っていただけないと思う。そのために目黒区は何が足りないと
   考えているのか、所見を伺う。

2.目黒の健全化に努力したこの4年間を振り返って

(1)震災対応で、あまり多くを決め区民に伝えていたとしても、いざと
   いう時に気が動転し、自分はどうしたらよいのか分からなくなるのが
   人の習性であり、これだけは行動してもらいたい、守ってもらいたい
   という的(まと)を絞って決め事を伝える手立てが必要ではないのか。
   また、震災時に家屋から離れなければならない時に、これだけはして
   おいてもらいたいことの周知は、どれだけの区民に伝わっていると
   考えているのか、所見を伺う。

(2)所信表明では、区独自の歳入確保策についてJR宿舎跡地の売却と
   滞納対策を挙げていますが、一つは財産の損失、もう一つは情け
   容赦ないお役所的な対応だと捉えられ、区民の方に前向きに支持され
   そうな収入確保の検討は、行革計画(案)で、議会からの提案を受け
   歳入確保を継続的に取り組むと追加されたが、積極的な姿勢が感じら
   れない。歳入確保の姿勢について、所見を伺う。

(3)目黒区の将来のまちが、これから変わろうとしているので、いよいよ
   の場面で、例えば子育てや介護の視点を持ち合わせている専門家を
   用いないのは、魂のない箱モノが造られてしまう恐れがある。
   官・民・学が連携した創り込みをしっかり行うべきではないか、
   所見を伺う。

(4)効率化の視点では、職員に対して改善案制度を設け、例えば職場での
   業務を月3件の改善点を見出すことを義務化したり、優れた提案には
   報奨するなどの奨励を図り、今の業務を足元から見直して職員の改善
   意識を高められるような目黒区独自の文化に変えるチャンスと考える
   が、所見を伺う。

3.平成27年度からスタートする実施計画・行革計画の改定について

(1)基本目標1の「豊かな人間性をはぐくむ文化の香り高いまち」の第3
   「地域ぐるみの教育の振興」のところで、10年後の目黒区の姿
   として、「保護者が子どもの教育に責任をもって家庭教育を進める中
   で、子どもが生活のために必要な習慣を身につけ、自立心を育て、
   心身の調和のとれた成長をしています。」とある。学校を訪ねると、
   授業中なのに廊下をうろうろする生徒が何人もいたり、後ろの席で
   好き勝手に騒いでいたり、おもむろに窓の外ばかりに気を取られている
   姿があったりと、授業を真剣に受けている児童・生徒への影響は計り
   知れず、学ぶ姿勢からは程遠い状況が散見されていた。
   将来像を描きながら、実施計画にはそのような状況への対応が見当た
   らないが、見解を伺う。

(3)行革計画改定案の職員定数計画で、平成27年度~29年度の3カ年
   で140人以上の職員数を見直す計画について、民間活力の活用推進
   が改革の大きな柱としています。委託する民間事業者が専門性を持って
   いたとしても、住民サービスの低下は目黒区の信用失墜につながる。
   行政の望む姿とは常に見比べ、実際に利用される区民の方など外部の
   視点を入れた委託前・後の評価は入念に押さえ、事業の活性化が図れる
   ように留意すべきと考えるが、所見を伺う。

(4)区有施設見直しで、新たな行政需要と将来予測に基づく生活圏域ごとの
   施設整備がなされますが、急速な少子高齢社会を迎え、施設の完備は
   難しい面もあり、在宅療養を中心とした地域ケアの整備に力点が注が
   れる。一方で、家族との同居を好まない高齢者の方も多く、区有施設の
   新たな需要については、特別養護老人ホームはもちこんのこと、サービス
   付き高齢者住宅など目黒区は採算の面で事業者が決まりにくい地域性も
   考えらるので、高齢者などの住まいの確保を視野に入れた対応を図るべき
   だが、所見を伺う。

4.グローバル化を迎えるに当たり、目黒区の姿勢について

(1)東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年までに、
   外国人観光客が区内に訪れたくなるような歴史的建造物や、世界でも
   珍しい高速道路屋上に庭園を有する大橋天空庭園・オーパス夢ひろば
   等を大きくアピールし、人気の高い自由が丘、中目黒も含めた
   ポイント地点とし、そこを軸に回遊が果たせるような動線をつくり、
   消費を促していく施策の推進は、早急に構築するべきだと考えるが
   所見を伺う。

(2)国情が厳しい国や、貧富の格差が激しい国の仕事や生活は、今まで
   学んだ規律・マナーが全く通用しない場合があることは、就職して
   海外に赴任した後、初めてその現実を知ることにもなる。海外で
   たくましく仕事や生活をしていける力を、義務教育を通じて児童・
   生徒たちに、文化の違いがあることを伝える努力が必要ではないか、
   所見を伺う。