【企画総務委員会】一般会計補正予算での総括質疑 | 公明党 川原のぶあきオフィシャルブログ

【企画総務委員会】一般会計補正予算での総括質疑

こんばんは!!暮らしのレスキュー隊長 川原のぶあきです。

先週12日(金)に行われました企画総務委員会での
平成26年度各会計補正予算審査での私の総括質疑について
ご報告申し上げます。

【総括質疑】

1.今年度は財政健全化に向けたアクションプログラムの最終
  年度となるが、現在の進捗状況について区の見解を伺う。
  
  8月の月例経済報告では「景気は緩やかな回復基調が続いており、
  反動減も和らぎつつある」とあるが、4-6月期のGDPは
  年率換算-7.1%と東日本大震災発生の年の1-3月期より
  下げ幅は大きいものとなっており、区財政に及ぼす影響も
  大きいと考え質疑しました。

2.ガソリンや天候不順による生鮮食品の高騰など区民生活への
  影響は少なからずあると考えるが、区の見解を伺う。

  7月の全国消費者物価指数は前年同月より3.3%上昇している。
  また、11日に発表になった7-9月期の法人企業景気予測調査
  では、大企業の景況判断指数はプラスであるが、中小企業は
  -10.0と見通しを下回り、景況感の回復が遅れている。
  区内の中小企業など、区民生活への影響があると考え質疑を
  しました。

3.デフレからインフレへと日本経済が転換期を迎えつつある、この時期の
  財政運営は非常に難しいものがあると考えるが、財政運営上の留意点や
  現在、改定作業中の実施計画、行革計画、財政計画への影響について
  区の見解を伺う。

  インフレ基調になれば、同じ予算額でも事業によっては大幅な不足が
  生じることもある。実施計画、行革計画、財政計画は5年間という
  中期的なスパンでの目黒区政の展望を示すものであるので、その影響を
  考慮した計画でなければならないと考え質疑しました。

4.東山小学校改築工事の不調について区はどう分析し、補正予算において
  どう反映されたのか、区の見解を伺う。

  3度の入札不調。労務従事者不足、建設資材の高騰など、不調の
  原因は考えられるが、インフレ基調になれば、それらの価格が
  上昇する傾向にある。際限がない。しかし区民が納めて頂いた
  貴重な税金を一円たりとも無駄にできない。単純に価格の上乗せだけで
  なく、他区が実施した入札不調による随意契約など速やかに事業が
  執行できるよう工夫する必要があると考え質疑しました。

5.補正予算には待機児童対策が多く盛り込まれているが、あらためて
  待機児童対策の区の方針について伺う。

  本区における待機児童数(4月時点)は247人。これは家賃が
  高いなどの本区が抱える特徴的な課題であると言える。
  東京都では待機児童対策のため約32億の補正予算を編成した。
  その中に国有地・民有地の借地料の一部を補助(期間5年間)する
  新たな施策などが盛り込まれている。これらを活用しながら
  待機児童解消に向けて認可保育所等を整備するよう提案しました。

6.本区における危機管理体制についての方針を伺う。

  広島市における土砂災害などの自然災害やデング熱の拡散と言った
  ウィルス感染、児童生徒や高齢者を狙った犯罪など、わが国の取り巻く
  「危機」は時代の変遷とともに複雑化、多様化する傾向にある。
  判断をひとつ誤れば区民の生命、健康、財産に大きな犠牲が生ずるのは
  明白であるので、区の危機管理体制について質疑しました。

以上が私の総括質疑となります。

最後に本日の公明新聞に目黒区名誉区民で作家の童門冬二先生の
結党50周年に寄せて公明党を語るという記載がありましたので
添付します。いつも生活者のそばにいる政治家として頑張ります!!