日本経済の現状・・・。
年末に向けていよいよって感じの今日この頃。
世の中においての景気はだいぶ良くなったのか?
最近お付き合いをさせて頂いている業者さんたちが
みんな口をそろえてこう言う「あ~忙しいわ!」
これが本音であれば本当に良いことです!
ちなみにこれら景気の良い波の原因はといえば?
昨年からのアベノミクスの効果や今年の前半部分で起きた
日銀の異次元と言われる金融緩和の影響なのか?
はたまたと東京オリンピック開催に湧く特需的な効果なのか?
それとも来年4月の消費増税に向けての駆け込み需要なのか?
まぁ私は経済評論家でもなんでもないので正直ハッキリとは
わからないのだけど、ただ一つハッキリとして言えることは
今年の前半部分で起きた日銀の異次元的な金融緩和の効果は
かなり薄いままだということ。
というのも日銀の進めた金融緩和で大量に刷られたであろうマネーの
そのほとんどが日銀の当座預金に眠ったままになっているから。
どういうことかと言えば、日銀は大規模な金融緩和をやると言って
現に今も市場にある大量の国債の買い入れを行っている。
その買い取る際に代価として支払ったマネーは本来市場へと還元されて
いかなくてはならないのですが、現状はそうなっていない。
なぜなら日銀が買い取る国債のほぼ全てを保有しているのが民間の
金融機関であり、その金融機関はほぼ強制的に買い取られた国債の
代わりに受け取ったマネーを市場に供給することなく日銀の当座預金に
そのまま寝かせてしまっているのが現状。
これでは日銀がせっかくリスクを冒してまで国債購入をしているのに
まるで意味がなくなってしまいます。
何故このような状況が起きてしまうのか?
答えは簡単!!
民間の金融機関は貸し出しリスクを常に考えている。
民間企業は長期デフレの影響で借金をためらいがち。
その結果、銀行は敢えて民間に妙な貸し出しリスクを抱えるくらいなら
一旦は日銀の当座預金にそのままマネーをストックしておけば良いやと
その金融緩和で流れ込んだマネーを日銀の当座に預金したままにする。
するとこの当座預金に対し日銀はなんと0.1%もの金利を支払うことになるのです。
現在、民間の金融機関で取り扱う普通預金の金利は0.02程度ということで
銀行は何も無理して市場にマネーを貸し付ける理由はないということになります。
結果、せっかくの金融緩和も思っているような結果にはなかなか結びつかない
ということになるわけで・・・。
このシステムが何かしらで変化しない限りは、政府や日銀が当初想定していたような
日本のデフレ脱却からの早期脱却は難しと思います。
そして更に来る来年4月からの消費増税による市場の買い控え等が
今後の日本経済にどのような影響を与えるのか?全くもって検討がつきません。
正直、現在の景気上向き状況はやはり消費増税前の駆け込み需要が
その大半のようにも思えます。
昨年末からのアベノミクス効果やそれを加速させた日銀の金融緩和・・・。
景気を上向きにする為の理由付けにはかなりの役割を果たしたようにも
思えますが、今後の消費増税を前にした際、その存在に陰りを感じざるを
得ない・・・そんな恐怖にも似た印象を感じるのは私だけでしょうか?
震災復興、原発からの脱却、TPPに向けた交渉、日本経済の復活、
隣国との外交問題、東京オリンピックの成功へ向けてと
日本の抱える問題は多岐にわたります。
そのどれをも良くしていく為には、日本経済の基盤とも呼べる
国民の生活を本当に良くしてくれるような景気回復に
我々は期待とその為の努力をしないといけない訳で。
その為、今後の国内政治や経済には要注目と言えると思います!!!