債務上限問題と日本の関係・・・。
ここ最近ずっと騒がれていたアメリカの債務上限問題。
本日、アメリカがデフォルト(債務不履行)に至るまで
残り数時間といったところでなんとか法案が可決する見通しになった
・・・というニュースが流れた。
とりあえずこうなることは予め予想できた話だったのかもしれない
が、しかし・・・。
それにしてもなんとも鬱陶しい話。
今回の話が途上国や新興国での話であれば未だしも、世界の覇権国
とも呼ばれるアメリカで起きた話だからこそ余計に面倒な話になる。
元々アメリカは世界経済をけん引していく為だったのかなんなのか
貿易赤字と財政赤字の双子の赤字を長年抱え続けて来た。
その為、これまでも何度となくこのデフォルトに陥りそうな場面があったそうな。
その回数なんと96年間で75回!!
なんともお騒がせが過ぎる大国であること間違いない数字なわけで。
しかし、これまでも同じような問題に悩まされて来たのに対し
ここ2~3年のアメリカのこの問題に対する世界の見方は非常にシビアなモノ。
それもそのはず。世界経済はこれまで以上にグローバル化し
人・モノ・金の行き来がしやすい時代へと変化している。
そして、そのグローバル化の中で最も重要な役割を担っている
決済通貨はアメリカの中央銀行が発行する「ドル」になるわけです。
しかもその基軸通貨と言われる「ドル」の市場への供給量は
リーマンショック前よりも3倍以上にも膨れ上がっている。
したがってその「ドル」を利用する者たちにとってのアメリカ政府の
デフォルトは本当にシャレにならない話になるわけです。
更には、この「ドル」の問題と同じくして大変な問題がアメリカ国債の暴落。
このアメリカ国債暴落について特に注視せざるを得ない国が2ヶ国ほど。
それは日本と中国。 米国債保有率1位と2位。
この両国における米国債保有額はなんと200兆円規模にもなります。
よって仮にアメリカがデフォルトした場合、この保有する国債の価値は
大暴落すること間違いなし!!!
この一週間足らず、日本も中国も固唾をのんでアメリカの動向を見守って
いたことになるわけですね。
ちなみにもし仮の仮にアメリカがデフォルトをした場合。
財務省と日銀は多分全力でこのアメリカ国債の買い支えを行うことに
なるはずです。政府が動くということは国のお金が使われる。
国のお金が使われるということは、国民の税金が使われるという
ことになるわけで。なのでアメリカの債務上限問題とは
我々にとって全くをもって対岸の火事などではなかったわけです。
それにしてもこのアメリカという国。
以前は個人的にも非常にお世話になったてきた国で、今でも決して
嫌いな国ではないものの・・・。
いつの時代もこの国で起きる危機は世界へと飛び火し世の中を
混沌の世界へと誘っていく。そして周りがその火消しに躍起になって
いる間に自らはとっとと復活と称てしては、また新たなビジネスモデルを
世に知らしめてはまた同じ過ちを繰り返すばかり。
こんなことを延々と繰り返し続けているからか、国の評判や通貨の価値は
年々下がり続けていく。
それでもなんとか覇権国として世に君臨し続けられるのはなぜなのか?
基軸通貨・IT・核の傘・軍事力・・・と思いつくものを書き足してみたけど。
とりあえずアメリカという国を少しわかりやすくドラえもんの世界で
例えてみてみたら・・・。
間違いなくジャイアンで決まり!
んで、ついでにこの国はと聞かれれば。
日本政府が「のび太」で国民が「ドラえもん」かな。
その証拠になるのが、今回これだけお騒がせしたアメリカだけど
日本はきっとそのアメリカ国債のほとんどを売ることなく
これからも保有し続けるだろうね。
普通なら危なっかしすぎて持っていられないはずですが。
でもこの国は、必要ならまだまだ買い足すだろうし、足りなきゃ消費税を上げてでも
買いに行くだろうね。
まぁそれだけ日本とアメリカの関係は深い中にあるんだね。
アメリカがくしゃみをすれば日本が風邪をひくってね・・・。
次の債務上限問題は来年2月になる予定だそうです。
心してかかりましょう!