日本を取り巻く環境。 | 松浦ブログ

日本を取り巻く環境。

日本の円高が急激に進んでます。





その理由の一つとなるのが米国の債務上限問題。





アメリカの財政赤字は今や債務上限の14.3兆ドルに達しており





事実上これ以上の借金はできないというルールになっています。





そこで新たな国債の発行を可能にすべく






この現行の債務上限の撤廃を求めた法案を来月の8月2日までに





施行しなければならないのですが、その法案についての議論が





未だに議会において平行線をたどっている状況。





もしこの法案が可決されなければ・・・・。





これまでのような国債を刷って借金をすることができなくなるので






アメリカ国債は確実にデフォルトへと向かいます。






もしアメリカ国債がデフォルトを起こせば・・・・。






この世界はとんでもないことになる・・・。






まさに世界恐慌が起きるのではないでしょうか。






そんな緊迫した状況の中、世界の投機マネーがアメリカの






危険な匂いのするドルから、一時的避難場所として選ぶのが






日本の円ということになります。






本当であれば欧州のユーロにでも換えておけば良いのでしょうが






そのユーロもギリシャ問題を筆頭にイタリア、スペイン、ポルトガル





アイルランドなど、様々な国の財政問題を抱えていることから






その多くの投機マネーはやはり行き場を失い「円」へと向かってくるようです。






実際、日本では3月の東日本大震災で大きなダメージを受け、






さらには巨額の国債を抱える国にでもあるにも関わらず






こうした日本の円が日々買われるという皮肉な現象が起きています。






地震後の復興対策で景気向上、日本の国債の96%が国内保有といった






理由から日本はまだ大丈夫的な解釈だと思われます。






しかし日本は円高になればなるほど輸出体質な国なのでどんどんと状況が悪くなります。






その為、円高対策として輸出企業の国内工場が閉鎖されては海外移転へと流れ






国内雇用、消費の減少、日本のモノ作りノウハウの海外流出など






長期的にみると良いことなしだらけで嫌になることばかり。






こういった現状をこの国はどう対策して行くのか!?






本当に真剣かつ迅速に対応してもらいたいわけです。






アメリカの債務上限問題はこの後、クライマックスを迎えます。






最終的には法案は可決されるでしょうが、アメリカ国内に住む






アメリカ国民の方々には今後、これまで以上に辛く厳しい






この国の緊縮財政の余波を受ける形になることは間違いはずです。






そしてこのことと同じことが、この国の近い将来に起こり得るのもまた事実です。






日本のTVでは毎日笑える番組ばかりで、このような事実はあまり報道しません。





今この世界やこの国がどういった危険にさらされているのか?






我々はもっと知るべきだと思います。






今後のアメリカに注目です!