こんばんは!

月曜担当のMr.Hですにひひ

本日ご紹介するのは「時を告げるのではなく、時計をつくる」というお話です。


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<『 ビジョナリーカンパニー 』  
  ジェームス・C・コリンズ 著  日経BP出版センター より>

     ☆☆ 時を告げるのではなく、時計をつくる ☆☆



しかし、生物学者が正しければ、世界はそのようにはできあがっていない。


胸の赤いコマドリがはじめからいたわけではない。



進化の基本過程(遺伝コード、DNA、遺伝子の変異・突然変異、自然淘汰)によって、


最終的に、胸の赤いコマドリが誕生し、それが生態系に完全に


適応していると見えるだけなのだ。こうした過程が続き、


不思議な「時を刻む時計」の複雑な仕組みがあって、


自然界は美しく、機能的なものになった。


それと同じで、ビジョナリー・カンパニーが成功したのは、


基本的な過程、基礎になるダイナミクスが組織に深く根づいていることが


少なくとも一因になっているからで、ひとつのすばらしいアイデアや、


すばらしい判断を下し、偉大なカリスマ性を持ち、強大な権限をにぎる、


全知全能の神のような偉大な指導者がいたためではないと、考えるべきなのだ。



会社を築き、経営する仕事に携わっているのであれば、


製品についてすばらしいビジョンを考えたり、


カリスマ的指導者になろうと考える時間を減らし、


組織についてのビジョンを考え、ビジョナリー・カンパニーとしての性格を築こうと


考える時間を増やすべきである。

そう、1700年代にアメリカを建国したときに求められたのと同じような発想の


転換をすべきだ。十七世紀、十八世紀に、政治に対する考え方に劇的な革命が


起こるまでは、ヨーロッパの王国や国の繁栄は、


国王(イギリスの場合はときとして女王)の資質に大きく左右された。



優れた国王がいれば、優れた王国になった。国王が偉大で賢明な指導者なら、


王国は繁栄した。



この名国王のモデルと、アメリカの建国でとられた方法を比べてみよう。


1787年の憲法制定会議の最大の課題は、「だれが大統領になるべきか。


だれが指導者になるベきか。もっとも賢明な人物はだれか。


だれかもっとも優れた国王になるだろうか」ではなかった。



アメリカの建国者たちがカを注いだ問題はこうだった。


「われわれがこの世を去ったのちも、優れた大統領をずっと生み出すために、


どんなプロセスをつくることができるのか。


どのような国を築きたいのか。国の原則は何か。


その原則をどう運用すべきか。


われわれが目指す国を築くには、どんな指針と仕組みをつくるべきか」



トマス・ジェファーソン、ジエームズ・マディソン、ジョン・アダムズは、


「すべておれにまかせろ」式のカリスマ的指導者ではなかった。


組織についてのビジョンを持っていた。


自分たちやすべての未来の指導者が従うべき憲法をつくった。


国を築くことに力を注いだ。名国王のモデルを否定した。

建築家のようなやり方をとった。そう、時計をつくったのだ。



しかし、注意すべきことがある。アメリカの時計は、ニュートンやダーウィンの


時計とは違って、冷たく機械的なものではない。


人間の理想と価値観に基づいた時計である。


人間の願いと大志でつくられた時計である。心を持った時計である。



そして、これはわたしたちの調査結果の第二の柱へとつながりていく。


その柱とは、どんなものでもいいから時計をつくるのではなく、


ある種の時計をつくることだ。


時を刻む時計の形、大きさ、仕組み、スタイル、年齢などは、


ビジョナリー・カンパニーのなかにも違いがあるが、


重要な特徴は基本的に同じであることがわかった。


こうした特徴についで、次の章から述べていく。



いまここで、確認しておきたい重要なポイントは、


時を告げる志向から時計をつくる志向へと発想を転換すれば、


ビジヨナリー・カンパニーを築くために必要な点の大部分は


学ぶことができるものである点だ。


すばらしいアイデアがひらめくという大きな幸運がめぐってくるまで、


じっと待たなくてもよい。

カリスマ的指導者が登場しなければ
、ビジョナリー・カンパニーにはなれないという、


誤った考えに苦しむこともない。


神秘性も、つかみどころのない魔法も、必要ない。


基本的な点を学べば、自分たちの会社をビジョナリー・カンパニーにする


困難な作業に、だれでも、いますぐ、とりかかることができる。


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いかがだったでしょうか?


自分自身に置き換えてみると、今の自分の内面やそれに伴う結果は


過去の自分の考え方が形成したものということでしょう。


自分を形成する性格などに変化を与え改善することが


まず取り掛かるべき作業なのかもしれないですね。


ではまた来週!