月曜担当のMr.Hですにひひ


さて、本日ご紹介するのは・・・。


「最後まで諦めない」というお話です。

*************************

  <『  指導者の条件 』  
      松下 幸之助 著   PHP研究所 より      >

       ☆☆     最後まで諦めない     ☆☆



◇指導者は最後の最後まで志を失ってはならない

関ケ原の合戦に敗れた石田三成が捕えられ家康のところへ送られてきた。


その時に家康の家臣本多正純が三成に、「戦に負けたのに、


自害もせずに、おめおめと捕えられてくるなどとは、


武将の心がまえに欠けるではないか」といった。


すると三成は、「人手にかからないように切腹するというのは、雑兵のすることだ。


ほんとうの大将は軽々に命を捨てずに最後まであきらめず再起をはかるものだ」と


答えたという。

あるいは、斬首の直前に柿をすすめられ、体に毒だからと断ったところ、


みなが笑ったので、「大義を思うものは首を切られる直前までも命を大事にして、


本望を達することを心がけるものだ」といったともいわれている。


三成が家康を相手に戦を起こしたこと、またその戦いの進め方などについでは、


昔から是非いろいろに論ぜられているようである。


しかしこのように最後の最後まで諦めたり志を捨てることのない態度には、


非常に学ぶべきものがあるように思う。


三成自身も本多正純にいっているのだが、


その昔伊豆に平家打倒の兵を起こした源頼朝は、緒戦に惨敗し、


一命も危ういところを朽木の洞穴に身をひそめて、辛うじて難をのがれ、


後再び兵を挙げて今度は首尾よく天下をとったのである。


もし最初の敗戦に「もはやこれまでだ、


名もなき者の手にとらわれるより・・・」などと考えて、


切腹していたち、後の彼はあり得なかったわけである。


だから何事によらず、志を立てて事を始めたら、少々うまくいかないとか、


失敗したというようなことで簡単に諦めてしまってはいけないと思う。


一度や二度の失敗でくじけたり諦めるというような心弱いことでは、


ほんとうに物事をなしとげていくことはできない。



世の中はつねに変化し、流動しているものである。ひとたびは失敗し、


志を得なくても、それにめげず、辛抱強く地道な努力を重ねていくうちに、


周囲の情勢が有利に転換して、新たな道がひらけてくるということもあろう。


世にいう失敗の多くは、成功するまでに諦めてしまうところに原因があるように思われる。



もちろん、ただいたずらに一つのことに頑迷に固執するということではいけない。


あくまで変化に応じ得る柔軟性というものも一面きわめて大切なのはいうまでもない。



しかし、一たぴ大義名分を立て、志を持って事にあたる以上、指導者は、


1%でも可能性が残っている限り、最後の最後まで諦めてはいけないと思う。
**************************


いかがだったでしょうか?


「最後まであきらめない」という言葉は誰もが「そうですね」と思うでしょう。


ただ、その深さの違いが成長や後の結果に繋がったりるのかもしれませんね。


2011年もまもなく折り返し地点ですが今年の目標を忘れず頑張っていきましょう!


ではまた来週!