こんばんは!
月曜担当のMr.Hです
。
本日ご紹介するのは・・・。
「低く座し高く考える」というお話です。
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<『 たかが掃除と言うなかれ -優良企業が凡事を徹底する理由 』
山本 健治 著 日本実業出版社 より >
☆☆ 低く座し高く考える ☆☆
人が人を判断しようとする時、いろいろな尺度、判断材料があるだろう。
なかには、名刺の肩書きや服装、見た目や形、
あるいは出身学校をはじめと
する履歴といったもので決めるとういう人もあろう。
外に出ているそのようなもので人間が正確に判断できれば、
こんな簡単なことはない。
しかし、たいていは裏切られる。だからこそ近年は、
入社試験の際は学歴や出身学校名を書かさないというような
企業が出てきているのである。
松下幸之助氏が、社員採用選考の際、成績よりも愛敬のある人物、
運の強そうな人物、粘り強い人物を採用しようとしたことはよく知られている。
事実、面接の際など、誰もが構えている入室時の姿はほとんど見ず、
終わって緊張感が解け、思わず普段の姿が出てしまう退出時のほうに
注目したそうだ。書類や試験結果ではなく、
なるべくその人物の普段の姿から判断しようとしたのだろう。
掃除は、そういう意味では格好の判断材料となる。
それも1日1回だけならどうとでも取り繕うことができるだろうが、
毎日となるとそうはいかない。
八木氏が東京美装興業を興して最初の仕事は、
当時池袋にオープンした東京丸物デパートで、この時、
八木氏が丸物から学んだ精神が「低く座し高く考える」ということであった。
掃除とは底辺を支える地味な仕事である。これをまず認識し、
お客様あっての自分たちであることを忘れてはならない。
これが「低く座す」ということである。
だが、底辺の仕事だからといって、よく卑下したりするものがいるが、
卑屈になる必要はない。
その重要な意味と使命を考えるならば、
自ずとその大切さは自覚される。誇りを持ち、
理想を高くし、高邁な考え方をしよう、
というのが「高く考える」ゆえんである。
一般のビジネスマンにとっても、この姿勢は重要だ。
どんなに仕事ができる人物であっても、
傲慢な人物はいつかしっぺ返しを喰らうし、
理想がなかったら向上はない。
謙虚に努力しながら、高邁な理想に向かって前進を続け
てこそ、人間として成長していく。これは会社も同じことである。
八木氏が、日頃、『G・N・L』として大切にする「義理」「人情」
「礼儀」は「低く座し高く考える」ことによって形成される。
東京美装興業には、『実践方針・社訓十則』がある。
第一は「規律」を守ることである。法律のみならず、
集団のなかで守るべきルールに至るまで、すべてを含む。
第二は「熱意」。一生懸命やろうということである。
第三は「誠意」。仕事に完璧を求め、全力を尽くすことである。
第四は「創意」。しっかり考えて、よりいい仕事をしようということである。
第五は「管理」。自分を管理して最高の力を発揮しようということである。
第六は「目標」。全体の仕事を把握し、自分の役割を自覚することである。
第七は「態度」。自分のイエス・ノーをはっきりさせ、全体と調和していこ
うということである。
第八は「礼儀」。人は礼に始まり礼に終わる。これを欠いたら、仕事も生活
もダメである。
第九は「親しまれる」。会うといるも楽しい話を用意し、相談すれば
親身になって聞いてくれる、そんな人間になるということである。
第十は「明るく」。困難に負けず、いつも前を見て、仕事も個人生活ももっ
と充実したものにしようとする姿勢が幸福を呼び込むのである。
これらのそれぞれは言ってみれば大したことではない。
しかしややもすれば忘れてしまうものである。だが、
今日のように流れの激しい時代を乗り切っていくカギは、
こういう小さなことを大切にしていくことではないか。
小さなことをないがしろにすると、足下をすくわれる。掃除は、
小さなことの典型である。「低く座し高く考える」ことを教えてくれる。
松下幸之助氏は、八木氏に掃除を通じて「人物を見分ける方法」を
教えると同時に、人生と経営の哲学を教えてくれた。
他方、丸井の創業者・青井忠治氏そして現社長の忠雄氏は、
「掃除軽んずべからず、掃除は戦略、掃除は人生そのものである」
ことをわからせてくれたのであった。
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いかがだったでしょうか?
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということばもありますが
目標の高い人ほど、色々な事柄や人から学ぶ謙虚さが
自然と姿勢に現れるということですね。
実践方式の社訓10則、自分に当てはめて明日からも頑張ってみます!
ではまた来週!