こんばんは!
月曜担当のMr.Hです
。
本日ご紹介するのは「千人に一人」というお話です。
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< 堀場 雅夫 著
『イヤならやめろ!』 日本経済新聞社 より>
☆☆ 「千人に一人」を目指せ ☆☆
21世紀になると、単純労働やだれにでもできる仕事の存在意義が
だんだん薄れてきて、繰り返し作業はロボットに
置き換えられるだろうと思います。
ロボットなら文句も言わないし、電気と油さえ与えておけば24時間働きます。
残業手当をくれとも言いません。
したがって、これからの労働の必要条件は単なるパートではなく、
エキスパートであることが大切です。
エキスパートとは言うまでもなく専門的だということです。
その専門が高く評価されるには、世界に通ずる能力でないとだめです。
ただ京都だけとか近畿だけ、ちょっと大きくても日本だけに通用するという
のでは、実は、ほとんど意味がないのです。
技術はもちろん世界共通ですから、
エキスパートという言葉自体も与えられず、
単なるパートということでしかありません。
世界的に通用する一級のエキスパートに
人間の存在価値はあるのだと思います。
私が、いつも口を酸っぱくして、新入社員から、
部課長や役員に至るまで言い続けているのは、
「一流のエキスパートがいない会社が一流になることは
絶対にありえない」ということです。
逆を言うと、一流のエキスパートが存在していれば、
必ずその会社は一流になる可能性を秘めているわけです。
だから、「みんなも『これだけは世界一や』というものを持ってくれ」と
いっているのです。
そういう人のベクトルをうまく合わせれば、
必ず世界一の企業に育っていきます。
逆に言えば、何でもこなすけれども、
全部二流だという人は育ちやすいと
思います。何をやらせても60点はとる。
しかし90点、100点は取れない。
そういう人も最低限必要かもしれませんが、
そういう人ばかりいる会社は絶対
に世界で一流にはなりません。
技術なら技術、営業なら営業、宣伝なら宣伝、
何でもその道の極限的な能力を持っている人が何人か、
何十人かいる企業こそ最高の仕事ができるのです。
ですから、私は一人ひとりの社員に何かの部分で
エキスパートになってくれ、と強調しているのです。
そうでなければお客さんから尊敬はされません。
お客さんに言われてだけのものを作る、
単なる下請け的な企業ではやはり二流です。
お客さんに負けず、彼らを上回るような能力を持って提案し、
逆に、「あっ、わかった。なるほど、ホリバさんはそういうことを
考えてくれていたのか。
それはありがたい」と感謝され、尊敬されるような企業にならなかったら、
本当の一流企業とはいえません。
「うちはおカネがないから、せめて人材を財産にしよう」とスタート時から
目指してきました。そのことはいまでもみんなに言い続けていますし、
みんなも何かと一芸に秀でる努力をしています。
それさえしておけば、いざとなってもどうにか食っていけます。
企業の業務は幅広いですから、
別に技術にとらわれる必要はありません。
財務でも営業でもいいし、モノを買う能力であろうが、
コンピュータシステムの構築であろうが、
「これだけは世界中どこに出しても負けんぞ」というもの
を持つことです。
それは趣味でもかまいません。
自転車やマラソンでもいいのです。
仕事に近ければ近いほどいいのは当然ですが、
私は、ケンカが強いということでもかまわないと思います。
その代わり、チンピラではなく、一流になってもらわないと困りましす。
成功体験も必要ですが、大事なのは、そこに行く過程です。
一流というのは、口で言うほど簡単にはなれません。
生まれついての能力があれば、十人に一人くらいの地位は
占められるかもしれません。
しかし、千人に一人となったら、天性の能力だけでは駄目です。
それを磨いて初めてなれるものです。スポーツ選手にしても、
いくら持って生まれた能力があっても、
それだけでは一流選手になれません。
血の出るようなトレーニングをして初めて世界一の選手になれるのです。
ヒーロー体験と一言で言うけれども、そこに行き着くまでの過程は、
そんじょそこらの人間ではなかなかできないものだと思います。
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いかがだったでしょうか?
誰しもが生まれながらに平等に能力があるなかで
いつのまにか天井が設置され、自分で限界を決めてしまっていることも!
自分で自分の嗜好、特技などを見極めその部分を切磋琢磨することで
湧き出る自信が全てに通じるのかもしれませんね。
夏真っ只中、みなさん、さらなる自信をつけて乗り切りましょう!
では、また来週!