耐震補強における耐震壁の仕様 | Re:rise -リライズ-

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少し前にややこしそうなメールが来ているなと思っていました…。

 

そのメールは、

エイムからのメールです。

 

エイムは、弊社が耐震補強をする場合によく使用している

「モイスかべつよし」を作っている会社です。

 

メールの内容は、

簡単に言うと、柱頭柱脚金物の変更ができなくなったというもの。

 

セットで付いてくるオリジナルコーナーという

カネシンのミドルコーナー15に相当するものがあるのですが、

以前は、それ以上の引き抜きがかかる場合に市販のホールダウン金物への変更が可能でした。

 

しかし、来年からは、引き抜き強度が足りなくてもそのまま使うか、

あるいは、そもそもその壁に「かべつよし」を使うなってはなしです。

 

まぁ、そういう仕様になったのだから仕方ないのですが、

使いにくくなったなって。

 

よく使用する1階の出隅、特に2階がのってる箇所にはまず使用できないということです。

 

2階では使えるでしょうが…。

 

1階では、使用しにくいのでこれからはエイムの「かべつよし」は使用が減るでしょうね。

 

今のところは、今後の使用は、DAIKENダイライト耐震かべ「かべ大将」が有力です。

1壁あたりの耐力は少し下がってしまいますが、金物の変更は可能ですの、

「かべつよし」よりは設計しやすいですよね。

 

個人的には、耐力不足のままで設計するのは、気持ち悪いですし…。

 

一応、言っておきますが、足りてないっていう設計であり、ダメな設計ではないんですよ。

ただ、個人的にちょっともやもやとしたものが残るというか…。

 

次回の耐震設計の際に、設計しながら再検討といったところでしょうか…。

 

そうそう、早速さきほど

かべ大将の設計施工技術者講習会は、受講して受講証明書も発行してもらいました。

今は、WEBですぐに受講できるので、便利になりましたね。

 

 

 

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